カテゴリー:技術ニュース
-
ペロブスカイトと有機材料を組み合わせた太陽電池、記録的な効率25.7%を達成 独ポツダム大学・中国科学院
独ポツダム大学と中国科学院の研究チームは2024年11月28日、ペロブスカイトと有機吸収層を組み合わせたタンデム型太陽電池を開発したことを発表した。エネルギー変換効率は25.7%と高い値を記録した。 太陽電池の効率…詳細を見る -
陽子の計測にのみ用いられていた反応で、中性子の検出に初めて成功
フランス国立科学研究センターを中心とする共同研究チームが、アメリカのエネルギー省Thomas Jefferson国立加速器施設において、電子の中性子による深部仮想コンプトン散乱実験に初めて成功し、中性子の内部構造を明らか…詳細を見る -
Ai2が完全にオープンな言語モデルとして最高性能を持つ「OLMo 2」をリリース――MetaのLlama 3.1に匹敵
非営利AI研究組織のAllen Institute for Artificial Intelligence(Ai2)は2024年11月26日、完全にオープンな言語モデル「OLMo(Open Language Modeli…詳細を見る -
016008サイズのチップインダクター開発に着手――0201サイズから体積が約75%減に 村田製作所
村田製作所は2025年1月7日、016008サイズ(0.16×0.08mm)のチップインダクターの開発を開始したと発表した。既に試作に成功しており、今後の商品化を目指す。 同社の発表によると、016008サイズのチ…詳細を見る -
トヨタのAIバスケロボ、24.55mのロングシュートでギネス認定
トヨタ自動車が開発したAIバスケットボールロボット「CUE6」が24.55mのロングシュートを決め、「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールショットの最長距離」のギネス世界記録に認定された。2019年に「人型ロボッ…詳細を見る -
米陸軍、次世代精密打撃ミサイルの飛行試験に成功―新たな長距離攻撃能力
米陸軍は2024年11月27日に公式サイトで、次世代の精密打撃ミサイル(PrSM:Precision Strike Missile)の飛行試験に成功したことを発表した。 PrSMは、陸軍戦術ミサイルシステム(ATA…詳細を見る -
酸化セリウムを使った高性能熱スイッチを開発――熱伝導率切り替え幅が倍増 北海道大学
北海道大学は2025年1月6日、豊富に存在する酸化セリウムを使用して、従来の熱スイッチより熱伝導率切り替え幅を2倍以上にした、高性能熱スイッチを開発したと発表した。 近年、熱制御技術の1つである熱トランジスタ(熱ス…詳細を見る -
実用熱電材料の低熱伝導率原因を解明――レーザーラマン散乱分光法を応用 北陸先端科学技術大学院大学
北陸先端科学技術大学院大学は2025年1月6日、レーザーラマン散乱分光法を応用して、実用熱電材料の熱伝導率が低い理由を解明したことを発表した。 産業応用されている熱電素子の心臓部には、ビスマス-テルル-セレン系の材…詳細を見る -
手のひらサイズのロボット犬「Bittle X」、ChatGPTと統合してより自然なコミュニケーションが可能に
STEMやコーディング教育向けの四足歩行ロボットのメーカー米Petoiは、音声コマンドで操作でき、プログラミングが可能なロボット犬「Bittle X」を販売している。価格は279ドル(約4万4000円)となっている。同社…詳細を見る -
3Dプリントの燃料カプセルで核融合の実用化に一歩前進
ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の国立点火施設(NIF)は2024年11月14日、高度な3Dプリンティングを利用して、核融合発電用の燃料カプセルを大量に生産する研究を進めていると発表した。燃料カプセルを大量に生…詳細を見る