カテゴリー:技術ニュース
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海水中で原料まで分解する超分子プラスチックを開発 理研など研究チーム
理化学研究所は2024年11月22日、東京大学などとの国際共同研究チームが、強靭(きょうじん)でありながら海水中などで容易に原料にまで分解し、生化学的に代謝される「超分子プラスチック」の開発に成功したと発表した。マイクロ…詳細を見る -
ポリプロピレンを透明化する樹脂添加剤を開発 ADEKA
化学品メーカーのADEKAは2024年11月22日、樹脂添加剤の新ブランドとして透明化剤「トランスパレックス」を開発し、米国、アジア圏を中心に販売を開始したと発表した。2030年までに同製品を含む透明化剤全体の連結売上高…詳細を見る -
霜の発生を100%防ぐ方法を開発――葉脈の形状がヒント
米ノースウェスタン大学の研究チームが、冬季に屋外の電線ケーブルや熱交換器などの表面に霜が発生するのを防ぐ、新しい手法を開発した。表面テクスチャを調整し、酸化グラフェンの薄膜層を被覆することによって、従来の最先端技術よりも…詳細を見る -
データセンターの冷却を効率化する、新しい熱伝導材料を開発――大規模な冷却装置が不要となる可能性
米テキサス大学は2024年10月22日、同大学らの研究チームが、高出力電子機器から熱を自然に除去し、大規模な冷却装置が不要となる可能性のある新しい熱伝導材料を開発したと発表した。この熱インターフェース材料は、現在市販され…詳細を見る -
データセンター等の電源基盤を強化するため、原子力エネルギーの導入を検討 米Amazon
米Amazonは2024年10月16日、エネルギー需要の増加を背景に、原子力エネルギープロジェクトを支援する3件の契約に署名した。同社はネットゼロカーボンを目指し、2030年の目標を7年前倒しして、同社の全世界の事業を1…詳細を見る -
新しい自律型の偵察警備車両システム「Diamondback」を発表 L3Harris
防衛関連テクノロジー企業の米L3Harris Technologiesは2024年10月15日、合衆国陸軍協会(AUSA)の年次大会で、新しい自律型の偵察警備車両システム「Diamondback」を初公開したと発表した。…詳細を見る -
海水中で最も速く分解するバイオプラスチックを開発――二酢酸セルロースを改良して作製
ウッズホール海洋研究所(WHOI)の研究チームは、海洋中で最も速く分解するバイオプラスチックを開発した。木材パルプ由来のプラスチック類似ポリマーである二酢酸セルロース(CDA:cellulose diacetate)を改…詳細を見る -
装置容量250Lの小型光格子時計を開発――社会基盤における光格子時計の実用化に寄与 東京大学、理化学研究所、島津製作所、日本電子
科学技術振興機構(JST)は2024年11月21日、東京大学と理化学研究所、島津製作所、日本電子の共同研究チームが、装置容量250Lの小型・堅牢な超高精度光格子時計を開発したと発表した。 光格子時計は原子時計の一種…詳細を見る -
細胞数や微粒子数を計測できる安価なモジュールを開発――研究や教育現場への導入促進に寄与 東京農工大学
東京農工大学は2024年11月21日、同大学の研究チームが、安価で容易に作製できるフローサイトメトリー式細胞および微粒子数計測モジュールを開発したと発表した。 フローサイトメトリーを用いた分析機器は、高い精度で細胞…詳細を見る -
糖尿病、心臓病、アルツハイマー病を発見できる画期的な高精度検眼鏡を開発へ
眼の状態から全身疾患の病態を把握する「オキュロミクス(oculomics)」は、新たな分野として注目されている。インディアナ大学、ノースウェスタン大学、スタンフォード大学、マウントサイナイ・ニューヨーク眼耳病院からなる共…詳細を見る