カテゴリー:海外ニュース
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キログラムの基準が130年振りに変更――キログラム原器からプランク定数ベースに
5月20日は、1875年にメートル条約が締結されたことを記念して定められた国際計量記念日だが、2019年の5月20日は特別な日として技術者・研究者の記憶に残ることになるだろう。この日、1889年以来およそ130年間にわた…詳細を見る -
レゴブロック状の「音響レンズ」を使い、超指向性オーディオ・スポットライトを構築
サセックス大学とブリストル大学の研究チームが、レゴブロックのような形状の音響レンズを用いて、鋭い指向性を持ち、特定の狭い範囲にだけ選択的に音を伝達できるオーディオ・スポットライトを考案した。レゴブロック状の平面メタマテリ…詳細を見る -
血管内を移動できる超小型ソフトロボット――クジラの尾びれがヒント
ダートマス大学と香港城市大学の共同研究チームが、鯨の尾びれ状に成形された心筋細胞から構成される推進エンジンを持ち、血管内を移動できる超小型ソフトロボットを考案した。体外から近赤外光を照射することにより、形状を変化させるこ…詳細を見る -
優れた磁性と高い強度をもつアモルファス鉄系合金を開発
ロシアの国立科学技術大学(NUST MISIS)を中心として、中国、日本、米国を含む国際研究チームが、これまでよりも優れた軟磁性と機械的性質を有する、アモルファス鉄系合金を開発した。メルトスピニング・プロセスを用い、Fe…詳細を見る -
スウェーデンのウイスキーメーカー、AIを使って究極のブレンデッドウイスキーを目指す
現代社会のあらゆる分野で利用が進むAIだが、いよいよウイスキー作りにも活用されるようだ。スウェーデンのマックミラ・ディスティラリーは、マイクロソフトおよびフィンランドのコンサルタント会社と共同で、AIを利用したウイスキー…詳細を見る -
自動運転車を受け入れるためには、「機械は人より優れている」と信じることが必要
自動運転車が広く普及するためには、もっと多くの人が、少なくともいくつかの仕事においては機械が人間に勝ることを認める必要がある、との調査結果がペンシルベニア州立大学から出されている。調査は、機械が人間を凌駕できると抵抗感な…詳細を見る -
混雑したエアポートで視覚障がい者をガイドするスーツケース――衝突回避支援システム「BBeep」
カーネギーメロン大学(CMU)と日本の研究者は共同で、視覚障がい者が混雑した駅や空港ターミナルビルなどの混雑した場所を一人で歩く際に、周囲の歩行者とぶつかることを回避するシステムを開発した。 「BBeep」と名付け…詳細を見る -
AIを利用して自律的に飛行する小型ハチドリロボットを開発
米パデュー大学の研究チームは、AIを使ってハチドリのように飛行するロボットを開発した。一般的なドローンより小型なだけでなく、暗い場所や狭い場所でもどのように動けばよいか自分で判断して飛行でき、人命救助などの活躍が期待でき…詳細を見る -
民間宇宙開発企業Blue Origin、月着陸機「Blue Moon」を披露
Amazon.comのジェフ・ベゾス氏がCEOを務める宇宙開発企業「Blue Origin」は、開発中の月着陸機「Blue Moon」の詳細について、プレスカンファレンスで発表した。同カンファレンスではその模型も披露して…詳細を見る -
分子レベルで分解し、何度でもリサイクルできる新プラスチック「PDK」
米国エネルギー省(DOE)所管であるローレンスバークレー国立研究所の研究チームは、プラスチックごみによる海洋汚染の解決に一石を投じる新しい材料を発表した。「PDK(poly(diketoenamine)、ポリジケトンアミ…詳細を見る