カテゴリー:海外ニュース
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グラフェンスポンジがリチウム硫黄電池の安定化に寄与
将来の電力需要を満たすためには、新たな電池技術は欠かせない。その選択肢のひとつが、リチウムイオン電池の5倍以上の理論エネルギー密度を持つリチウム硫黄電池だ。 リチウム硫黄電池の実用化に向けて世界各地で活発に研究開発…詳細を見る -
火や発火物を吸引して消火する「VEM」――豊橋科学技術大学が考案
豊橋科学技術大学が、一般的な消火器とは異なる発想で消火する「VEM:Vacuum Extinguish Method」という手法を考案した。宇宙船や潜水艦など、閉鎖的な環境での使用を想定した技術だ。 一般的な消火器…詳細を見る -
「水切り」の新たなモードを発見
石を投げて水面を跳ねさせる「水切り(water skipping)」。誰にでも出来る遊びとして世界各地で行われているが、ユタ州立大学は、米海軍対潜戦センターおよびブラウン大学と共同で、ゴムボールを使った水切りの実験を行い…詳細を見る -
頑固な歯垢を除去するマイクロロボットを開発――磁場で遠隔操作も可能
ペンシルベニア大学のエンジニア、歯科医、生物学者からなる学際的研究チームが、外部磁場によって遠隔誘導され、歯垢やバイオフィルムを分解除去できるマイクロロボットを開発した。触媒機能と磁性の両方を有する酸化鉄ナノ粒子を用い、…詳細を見る -
固体ナトリウムイオン電池の性能を改善する有機電極を開発
ヒューストン大学は、固体ナトリウムイオン電池のエネルギー密度と安定性の両方を大幅に改善する有機カソード(負極)を開発し、科学ジャーナル『Joule』に発表した。この有機電極には、負極-固体電解質間の抵抗界面の可逆変化と、…詳細を見る -
NASAのオーロラ観測ミッション――ノルウェー海上空にカラフルな雲を発生させる
NASAは2019年4月5日、ノルウェーのアンドイ宇宙センターからAZURE(Auroral Zone Upwelling Rocket Experiment)ミッションの2機の観測ロケットを打ち上げた。 AZUR…詳細を見る -
温度振動を利用して低温側から高温側へ熱が移動する実験に成功
コップに入れたお湯は時間と共に冷めていく。そしてその温度は、まわりの温度より低くはならない。これは孤立系のエントロピーは時間と共に増大し、逆は起こらないためで、熱力学第二法則として知られている。ところが、チューリッヒ大学…詳細を見る -
患者由来の細胞を使い、バイオプリンターで3D心臓モデルを制作
イスラエルのテルアビブ大学は2019年4月15日、3Dプリンターを使って患者の細胞と生体物質から血管を伴う立体的な心臓のモデルを作ることに成功したと発表した。研究成果は、『Advanced Science』ジャーナルに掲…詳細を見る -
世界最大の航空機「Stratolaunch」が初飛行に成功
Stratolaunch Systemsは2019年4月13日、空中発射ロケットを運ぶ母機となる航空機「Stratolaunch」の初飛行に成功したと発表した。 Stratolaunchは、現地時間2019年4月1…詳細を見る -
マイナス263℃で凍らない水――脂肪分子により極低温での水の結晶化を防止
スイス連邦工科大学チューリッヒ校とチューリッヒ大学の研究者たちが、水が氷に結晶化するのを防ぐ技術を開発し、極低温でも凍らないようにすることに成功した。実験では、水を液体のまま-263℃に至らせることができたという。研究成…詳細を見る