カテゴリー:海外ニュース
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AIは犬とカクテルグラスが見分けられない?情報理論の弱点に関する研究
我々の社会に大きな変革をもたらす人工知能。その核心部分の深層ニューラルネットワークと呼ばれる機械学習アルゴリズムは、役に立たない情報を捨てるという能力により、膨大な生データをもとに、より普遍的な概念を学習することができる…詳細を見る -
コリンズエアロスペース、静粛超音速機X-59のアビオニクスを受注
航空機器大手のコリンズエアロスペースは2019年1月17日、静粛超音速機(QueSST)X-59のアビオニクス(航空機に搭載される電子機器類)の開発をロッキードマーチンから受注したと発表した。 X-59は、NASA…詳細を見る -
宇宙航空向け新材料開発へのヒントとなるか――ファスナーのように結合する羽毛構造を研究
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)では、鳥類の翼の構造などに関する研究が行われている。鳥の翼を構成する羽毛は、中央を走る羽軸(うじく)、羽軸から枝のように伸びる羽枝(うし)、羽枝から小枝のように出ている小羽枝(…詳細を見る -
自動運転には昆虫の「複眼」が有利――西安交通大学、安価で性能のよい人工複眼を開発
人間の眼のような単眼は鮮明な画像を得ることができるが、周辺視、光感度、動きの検知などについては昆虫の持つ複眼が優れている。複眼は、水晶体、角膜、光摂容体細胞から成り、それぞれが独立し連続する個眼とよばれる視覚受容体で構成…詳細を見る -
太陽の熱エネルギーで海水を濾過、飲み水不足問題の解決へ
トリノ工科大学は2019年1月7日、太陽熱エネルギーを利用して海水を淡水に濾過し、低コストで飲み水を確保するための装置のプロトタイプを考案したと発表した。開発技術における太陽エネルギー当たりの淡水生産量は、従来技術の2倍…詳細を見る -
レゴブロックで全長6メートルのシボレー・シルバラードを制作――GMとLEGOがタイアップ
ゼネラルモーターズ(GM)とLEGOがタイアップし、レゴブロックで実寸大のシボレー・シルバラードを制作した。モデルとなったのは「2019 シルバラード1500 LT トレイルボス」。実寸大のシボレーを玩具のブロックで作っ…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池の性能を向上する新材料設計手法
イギリスのポーツマス大学およびサウサンプトン大学、バース大学の共同研究チームが、ペロブスカイト太陽電池(PSC:Perovskite Solar Cell)の性能を高める新材料設計手法を考案した。ペロブスカイト結晶におい…詳細を見る -
無電源で動作する物理的論理ゲートを開発――ハエトリソウがヒント
アメリカのペンシルバニア大学工学応用科学大学院の研究チームは、3Dプリンターを使って電源なしで動作する論理ゲートを開発したと発表した。入れ子構造になった条件分岐構造も可能で、水や油の有無といった周辺環境の単純な変化に応答…詳細を見る -
超高速高効率次世代磁気メモリー技術――フェムト秒レーザーでデータを書き込む
アイントホーフェン工科大学の研究チームが、光ディスクと磁気ディスクの両方の長所を併せ持つ、ハイブリッドなメモリー技術を開発した。フェムト秒レーザーの単パルスにより、高速かつ高いエネルギー効率でデータを磁気メモリーに書き込…詳細を見る -
自然のタンパク質膜を使った人工光合成による水素生産――設計の美はシンプルであること
再生可能エネルギーに関する研究を行うアメリカのエネルギー省(DOE)国立アルゴンヌ研究所では、植物の光合成を応用して水素を生産する研究が行われている。 光合成プロセスには、葉緑体のチコライド膜に埋め込まれたタンパク…詳細を見る