カテゴリー:化学・素材系
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ナノ粒子から多孔質金属を生成する際に生じる問題を解決した、新しい自己組織化手法
天然の木材は、強度密度比が高く、何百フィートもの高さに成長するほど頑丈であるが、伐採後に河川に浮かべて川下りができるほど軽いため、あらゆる場所で建築材として使用されている。 過去3年間、米ペンシルベニア大学のエンジ…詳細を見る -
貴金属を使わずにアンモニアを分解する高性能な触媒を開発 東工大
東京工業大学は2021年8月31日、カルシウムイミド(CaNH)とニッケル(Ni)を組み合わせ、既存のNi触媒よりも100℃以上低温でアンモニア分解活性を示す高性能な触媒の開発に成功したと発表した。希少で高価なルテニウム…詳細を見る -
数学モデルで海洋のマイクロプラスチックの動きを予測する
英ニューカッスル大学の研究チームが、海洋を漂うマイクロプラスチックの動きを予測する解析的数学モデルを構築し、海面下におけるマイクロプラスチックの長期的な動きを誘引するプロセスを把握することに成功した。マイクロプラスチック…詳細を見る -
超重元素ドブニウム同位体の精密質量測定に初めて成功——新元素の新しい原子番号の確実な同定法検証 KEKら
高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所・和光原子核科学センター(WNSC)、理化学研究所、九州大学を中心とする国際共同研究グループは2021年8月31日、原子番号105番の超重元素ドブニウム同位体257…詳細を見る -
EVとリチウムイオン電池が普及するための仕掛けと技術的要件とは [脱炭素社会の主役、リチウムイオン電池開発の最新事情]
脱炭素社会におけるエネルギー基盤を支える次世代型バッテリー 日本政府は2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」目標を掲げていますが、これを巡っては、日本自動車工業会(自工会)も202…詳細を見る -
リチウムイオン電池とEVとの関係とは?[脱炭素社会の主役、リチウムイオン電池開発の最新事情]
脱炭素社会におけるエネルギー基盤を支える次世代型バッテリー パリ協定で、世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すという水準が示される中、世界各国で「カーボンニュー…詳細を見る -
人工光合成でソーラー水素を製造、100m2規模の実証試験に世界で初めて成功 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)は2021年8月26日、人工光合成システムの社会実装に向け、東京大学、富士フイルム、TOTO、三菱ケミカル、信州大学、明…詳細を見る -
金属3Dプリント製の歩道橋が開通――センサー内蔵で橋の状態を常時モニター可能
オランダのアムステルダムの運河に、金属3Dプリント製の歩道橋が架けられた。2021年7月15日に開通したこの橋の長さは12mで、素材はステンレス鋼だ。橋には膨大なセンサーネットワークが組み込まれており、歩行者の往来が橋に…詳細を見る -
和牛肉の複雑な組織構造をテーラーメイドで作製できる「3Dプリント金太郎飴技術」を開発 大阪大学ら
大阪大学、凸版印刷、弘前大学、日本ハム、キリンホールディングス、リコーフューチャーズ、リコージャパン、大阪工業大学の研究グループは2021年8月24日、和牛肉の複雑な組織構造を自在に再現できる「3Dプリント金太郎飴技術」…詳細を見る -
フォト弾性率パターニングによって局所的に硬さを変えられる樹脂を開発 名工大
名古屋工業大学は2021年8月20日、同大大学院工学研究科の研究グループが、フィルム内で局所的に硬さ(弾性率)を変えられる樹脂の開発に成功したと発表した。 研究グループは、熱に反応する熱架橋性官能基と、特定の波長の…詳細を見る