カテゴリー:化学・素材系
-
米ライス大、ごみを一瞬で貴重なグラフェンに変換する新手法を開発
米ライス大学は、2020年1月27日、ほぼ全ての炭素源をフレーク状のグラフェン(グラフェンフレーク)に変える新しい処理プロセスを開発したと発表した。研究成果は、学術雑誌『Nature』に2020年1月27日付で発表されて…詳細を見る -
導電性高分子の熱電変換性能を決定するメカニズムを解明――フレキシブルな電池の開発へ前進 名大ら
名古屋大学は2020年2月17日、北海道大学および産業技術総合研究所と共同で、導電性高分子(導電性プラスチック)における熱電変換性能の上限を決定するメカニズムを解明したと発表した。 名古屋大学によると、IoT機器へ…詳細を見る -
繊維状カーボンを用いた柔軟で高い熱伝導性のゴム複合材料を開発――環動高分子と複合化 産総研と東大
産業技術総合研究所は2020年2月17日、東京大学らと共同で、カーボンナノファイバー(CNF)とカーボンナノチューブ(CNT)の2種類の繊維状カーボンなどを用いて、ゴムのような柔軟性を持ちかつ金属並みの高い熱伝導性を示す…詳細を見る -
計算化学者が導き出した「美味しいエスプレッソの淹れ方」とは
美味しいエスプレッソの秘密は、バリスタが知っているはずだ。ところが、オレゴン大学をはじめとする研究チームは、数学的モデルと実験から、効率的かつ味のばらつきがないエスプレッソの抽出条件を導き出した。研究結果は、2020年1…詳細を見る -
カニの甲羅と海藻の成分から繊維を作る方法を発見――医療分野で機能性材料として使える可能性も
フィンランドのアールト大学は、2020年1月28日、ブラジルのサンパウロ大学、カナダのブリティッシュコロンビア大学と共同で、カニの甲羅と海藻の成分からサステナブルな機能性材料を作る方法を発見したと発表した。 研究者…詳細を見る -
原子状酸素をプラスチック材料表面に照射、表面形状の変化により抗菌性能が発現 JAXA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年2月14日、クレハと共同で、原子状酸素(AO)をプラスチック材料表面に照射することで生じる微細な表面形状変化によって抗菌性能が発現することを発見したと発表した。 原子状酸…詳細を見る -
長い神経欠損も再生できる人工神経を開発 ピッツバーグ大
ピッツバーグ大学医学部が、成長促進タンパク質で満たされた生分解性の人工神経ポリマーチューブを開発した。損傷した部分が長い神経でも、幹細胞やドナーの神経を移植することなく再生できるというもので、2020年1月22日付の『S…詳細を見る -
純チタンのナノサイズ微細構造形成を規格化――医療分野への応用に期待 早稲田大学と新潟大学
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の教授 水野潤氏ら研究チームは2020年2月12日、新潟大学大学院医歯学総合研究科と共同で、純チタンのナノサイズ微細構造形成を規格化したと発表した。デンタルインプラントをはじめとした医療…詳細を見る -
液体・液体相転移現象の流体力学理論を構築――相転移を流動により制御する際の指針に 東大
東京大学生産技術研究所の教授 田中肇氏ら研究グループは2020年2月11日、2つの液体相の間で行き来が起きる液体・液体相転移現象の流体力学理論を構築したことを発表した。液体・液体相転移を流動により制御する上での指針を与え…詳細を見る -
薄い氷が成長する様子を原子間力顕微鏡で明らかに――新しい着氷防止剤の開発へ
ペンシルベニア大学の研究チームは、北京大学らと協力して、氷が2次元に成長する過程を確認したと発表した。原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)の画像から、薄い氷のエッジ部分では、水分子が6…詳細を見る