カテゴリー:化学・素材系
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NIMSら、ビーカーを使ったカーボンナノシートの簡易な合成に成功
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月6日、名古屋大学、東京大学と共同で、カーボンナノリングからカーボンナノシートを、簡易に合成する手法を開発したと発表した。 カーボンナノシートは、高い導電性や触媒機能も持…詳細を見る -
MIT、圧力により色を変える弾性包帯を開発
アメリカのMIT機械工学科のMathias Kolle准教授が、圧力によって色が変わる弾性包帯を開発したと発表した。圧力信号に反応して色を変える「フォトニックファイバー」を織り込んだもので、研究成果は『Advanced …詳細を見る -
ガラスなどの平滑面にピタッと貼れる鏡――コミ―、薄さわずか0.4mmの「FFミラー」を開発
コミーは2018年7月5日、平滑面に貼れる薄さ0.4mmの「FFミラー」を開発したと発表した。特許出願中の独自の技術により、半屋外での使用が可能な耐久性もあり、用途が広がる見込みだという。 FFミラーは同社が開発し…詳細を見る -
極端な圧縮や曲げに対する柔軟性が高いエアロゲル作製に成功――油吸収材、ひずみセンサーなど幅広い応用へ期待
京都大学は2018年7月5日、同大学の研究グループが、圧縮や曲げの大変形に対する柔軟性が高いエアロゲルを作製することに成功したと発表した。高性能な断熱材として利用できるほか、疎水性を利用した油吸収材、ひずみセンサーなど幅…詳細を見る -
NIMS、MIを活用し極小の熱伝導率を持つ無機複合薄膜材料を開発――情報科学で最適な材料、構造を予測
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年7月4日、材料開発などに情報科学を応用するマテリアルズ・インフォマティックス(MI)を活用し、世界最小の熱伝導率を持つ無機複合薄膜材料を開発したと発表した。データ科学で予測された…詳細を見る -
産総研など、実用サイズのプロトン導電性セラミック燃料電池セル作製に成功
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所(産総研)は2018年7月4日、NEDO事業において、産総研などによる研究グループが、世界で初めて実用サイズのプロトン導電性セラミック燃料電池セル(PCF…詳細を見る -
レンゴー、セロファン製造技術を応用したセルロースナノファイバーを開発
レンゴーは2018年7月2日、自社のセロファン製造技術を応用した新しいタイプのセルロースナノファイバー「ザンテート化セルロースナノファイバー」(XCNF)を開発したと発表した。 セルロースナノファイバーは、木材のセ…詳細を見る -
クレーターの「光条」形成の謎を解明――沖縄科学技術大、隕石衝突を実験で再現
沖縄科学技術大学院大学は2018年6月21日、同大学の研究チームが、隕石などの衝突現象を実験により再現することで、惑星や衛星に見られる衝突クレーターの「光条」がどのように形成されるかを明らかにしたと発表した。 惑星…詳細を見る -
大同特殊鋼が開発した耐熱チタン合金DAT54が米航空宇宙用材料規格AMSに登録――日本製で初
大同特殊鋼は2018年6月26日、同社開発の耐熱チタン合金DAT54が、アメリカの航空宇宙用材料規格(AMS:AEROSPACE MATERIAL SPECIFICATION)に登録されたと発表した。日本で開発された耐熱…詳細を見る -
タイヤをより薄く、軽く――ブリジストン、低燃費性かつ高破壊強度のゴム複合体を開発
ブリジストンは2018年6月25日、北海道大学などと共同で、低燃費性と高破壊強度を両立させるゴム複合体を開発したと発表した。 環境への関心の高まりから、自動車においてもますますの省資源化や低燃費性向上が求められてい…詳細を見る