カテゴリー:化学・素材系
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劣化なくリサイクル可能で、高分子微粒子から亀裂が進みにくいゴム材料を開発 信州大学
信州大学は2023年6月17日、同大学繊維学部化学・材料学科/先鋭材料研究所の研究グループが、劣化なくリサイクル可能で、高分子微粒子から亀裂が進みにくいゴム材料を開発したと発表した。 今回の研究では、大きさ数十nm…詳細を見る -
流出油の処理やレアメタルの回収も――汚染水を飲料水に変えるスポンジを開発
ノースウェスタン大学の研究チームは、汚染水から鉛などの有害性重金属やコバルトなどのレアメタルを捕捉/回収する、再利用可能なスポンジを開発した。研究成果は『ACS ES&T Water』誌に2023年5月10日付で公開され…詳細を見る -
二酸化炭素を常温常圧で固体に――クラスレートを使った回収技術を開発
大気に拡散した二酸化炭素(CO2)を回収する技術は、温室効果ガスの削減に向けて注目されている。メタンハイドレードは、CO2などの気体分子を高圧下で捕捉、封じ込めることができるとして研究されている。しかし、この条件を実験室…詳細を見る -
CO2ネットゼロに向けて――サステナブルな酢酸生成プロセスを開発
ノースウェスタン大学の研究チームが、捕捉した二酸化炭素(CO2)から一酸化炭素(CO)を経由して、選択的に酢酸を製造する手法を考案した。電解還元に用いる従来の触媒では、さまざまな化学品が同時に生成されてしまうため、特定の…詳細を見る -
光で制御する再生可能な接着剤を開発――フッ素樹脂や水中での接着も可能 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2023年6月14日、接着と剥離を何度でも繰り返すことができ、かつ、必要な時には基材と接着剤を元の状態にリセットできる、再生可能な接着剤を開発した。フッ素樹脂や水中での接着など、一般的な接…詳細を見る -
コンピューターチップの高密度高性能化も――MIT、シリコンウェハー上に2D薄膜トランジスタを直接成長させることに成功
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、二硫化モリブデン(MoS2)の2D薄膜を、8インチCMOSウェハー上に直接成長させることができる低温積層技術を開発した。有機金属気相成長法(MOCVD)プロセスの反応炉に…詳細を見る -
宇宙用途から原子炉まで――極限的環境で作動する圧電センサーを開発
ヒューストン大学(UH)の研究チームが、高温で作動する圧電センサーとして単結晶窒化アルミニウム(AlN)薄膜を作成することに成功し、900℃においても高感度かつ高信頼性で耐久性があることを実証した。航空宇宙やエネルギー、…詳細を見る -
分子マシンにも利用されるロタキサン構造の超巨大物質「モファキサン」の合成に成功 東京大学
東京大学は2023年6月12日、「ロタキサン」構造を持つ物質を巨大化させたMOFaxane(モファキサン)の合成に成功したと発表した。 ロタキサンは、リング状の分子に軸状の分子が貫通した構造を持ち、軸状分子の両端に…詳細を見る -
石炭をサステナブルに使う――廃坑内の石炭を使った水素貯蔵可能性の研究
ペンシルベニア州立大学(Penn State)の研究チームが、廃坑になった炭抗における石炭層に、大量の水素を貯蔵すると同時に、必要に応じてポンプによって取り出すことができる可能性について論文発表した。米国内の炭田から産出…詳細を見る -
自動車排ガス浄化触媒を高耐久化する手法を開発 国立科学博物館
独立行政法人国立科学博物館は2023年6月9日、東京都立大学大学院との研究グループが、自動車排ガス浄化触媒の耐久性を劇的に向上させる触媒調製手法を開発したと発表した。研究成果は5月31日にアメリカ化学会が発行する英文誌「…詳細を見る