カテゴリー:化学・素材系
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傷の自己治癒を促す装着型の圧電/摩擦帯電ナノ発電素子に関するレビュー論文を発表 台湾・清華大
物質・材料研究機構(NIMS)は2022年1月31日、台湾・清華大学の研究グループが、傷の自己治癒を促進する装着型の圧電または摩擦帯電ナノ発電素子の開発に焦点を当てて解説したレビュー論文を発表した、と物質材料研究のオープ…詳細を見る -
精度はパウダーベッド方式の4000倍――電気メッキ技術を使う金属3Dプリンティングを考案
独オルデンブルク大学らの研究チームは、電気メッキを利用した新しい金属3Dプリント技術を開発した。直径わずか25nmの銅の造形が可能で、パウダーベッド方式など金属粉末を利用するプリント技術より解像度が4000倍高い。新しい…詳細を見る -
老眼鏡を不要にする点眼薬「VUITY」がFDAに承認される
老眼の症状を改善する目薬「VUITY」が、2021年10月に米国食品医薬品局(FDA)に承認された。老眼に悩む世界中の人々の生活を変えるかもしれない。 老眼は加齢に伴い近距離のものにピントを合わせづらくなる症状で、…詳細を見る -
最表面の摺動耐久性を40倍以上に向上した反射防止フィルムを製品化 デクセリアルズ
デクセリアルズは2022年1月26日、同社従来品に比べ、摺動耐久性を40倍以上に向上した反射防止フィルム「HDシリーズ」を製品化し、出荷を開始したと発表した。真空蒸着法で最表面の防汚層を形成し、最表面の耐久性を40倍以上…詳細を見る -
カップ積層型カーボンナノチューブを分散した導電シリコーンゴムを開発 朝日ラバーとGSIクレオス
朝日ラバーは2022年1月21日、GSIクレオスと共同で、カップ積層型カーボンナノチューブ(CSCNT)を分散したシリコーンゴムを開発したと発表した。開発したCNT充填シリコーンゴム複合材料は高い導電性と最適硬度を両立し…詳細を見る -
希土類フリーの高強度素材「DRF マグネシウム合金棒」の取り扱いを開始 ジャパンファインスチール
ジャパンファインスチールは2022年1月24日、希土類フリーでかつ高強度の素材「DRFマグネシウム合金棒」の取り扱いを開始したと発表した。 同素材は、川本重工と豊橋技術科学大学が共同開発した組織制御技術「DRF(D…詳細を見る -
熱物性情報を体系化したデータベースシステム「PropertiesDB Web」を公開 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2022年1月24日、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)、産業技術総合研究所と共同で、熱関連材料の熱物性情報および関連データを体系化したデータベース…詳細を見る -
アスベストを高出力レーザーで無害化する技術を開発 NTT
NTTは2022年1月21日、高出力レーザーを照射することによってアスベスト(石綿)を無害化する技術を開発したと発表した。レーザー照射で熱融解することで、アスベストが繊維状から球形状へと変形することを確認。回折光学素子(…詳細を見る -
海洋/畜産廃棄物からヘテロ元素が導入された「ナノ血炭」を合成――次世代の電池用触媒として期待 東北大ら
東北大学は2022年1月19日、同大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)が北海道大学、宮城大学、東北大学発ベンチャーのAZUL Energyと共同で、海洋/畜産廃棄物から、様々なヘテロ元素が導入されたナノサイズの「ナ…詳細を見る -
高効率で水素を分離する高分子分離膜モジュールを創出――CO2排出量とモジュール本数を50%以上削減 東レ
東レは2022年1月19日、水素を含む混合ガスから、水素を選択的かつ高効率に透過する高分子分離膜モジュールを創出したと発表した。従来の分離膜モジュールと比較して、水素精製のプロセスに必要なCO2排出量と、モジュール本数を…詳細を見る