カテゴリー:化学・素材系
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耐熱性と柔軟性を付与するエポキシ硬化剤を開発 ユニチカ
ユニチカは2022年9月1日、エポキシ樹脂に耐熱性と柔軟性を付与できる新たなイミド系エポキシ硬化剤を開発したと発表した。耐熱タイプと柔軟タイプがあり、これらを併用することで、耐熱性と柔軟性を両立するエポキシ硬化物を作製で…詳細を見る -
CERNの大型ハドロン衝突型加速器で新たなエキゾチックハドロンを発見
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いた国際共同研究チームが、「ペンタクォーク」と「テトラクォーク」といったエキゾチックハドロンを新たに発見した。同研究成果は、2022年7月5日に行われた欧州原子核研究機構(CERN)…詳細を見る -
ディーキン大学、水素燃料を安価で安全に運搬できる新技術を発表
豪ディーキン大学に所属する研究チームは2022年7月14日、水素を含むさまざまなガスの固体貯蔵への応用を想定した新技術を発表した。 石油や天然ガスを代替するエネルギー源として水素が注目されているが、大量貯蔵や輸送の…詳細を見る -
水に含まれる硫化水素を高効率で吸着する、安価な浄化材を開発 名古屋大学
名古屋大学大学院医学系研究科の原田研究員(現筑波大学助教)、加藤昌志教授らの研究グループは2022年8月31日、高効率かつ迅速に水に含まれる硫化水素を吸着できる安価な浄化材を開発したと発表した。硫化水素を除去することで、…詳細を見る -
一原子の厚みのグラフェン膜で、水素と重水素を分離できることを実証 原子力機構ら
日本原子力研究開発機構(原子力機構)先端基礎研究センター表面界面科学研究グループは2022年8月31日、東京大学、北海道大学、大阪大学と共同で、一原子の厚みのグラフェン膜で水素と重水素を分離できることを実証し、分離機構も…詳細を見る -
3D積層造形用ステンレス鋼材に応用可能な新しい高耐食化機構を発見――Mo濃化組織を分散 東北大学
東北大学は2022年8月30日、同大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の研究チームが、3D積層造形用ステンレス鋼材に応用可能な新しい高耐食化機構を発見したと発表した。 海水など塩化物濃度が高い水溶液中において…詳細を見る -
MIT、水が効率的に沸騰しやすい表面構造を考案
MITの研究チームが、発電用ボイラーなどの沸騰プロセスにおいて、水が効率的に沸騰しやすい表面構造を考案し、エネルギー効率を顕著に高める手法を開発した。核沸騰の起点となるキャビティのクラスターを2mm間隔で分散配置すること…詳細を見る -
ポリエステルを熱処理でアップサイクルする技術を開発 名古屋工大
名古屋工業大学大学院工学研究科工学専攻の林幹大助教らの研究グループは、2022年8月26日に使用済みポリエステルを使い、性能を向上させながらリサイクルする「アップグレードリサイクル(アップサイクル)」の新たな技術を開発し…詳細を見る -
EPFL、農業廃棄物からPET樹脂に似たプラスチックを製造する手法を開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は、研究者らが非食用植物由来の新たなプラスチックを開発したと発表した。このプラスチックは、PETボトルの原料として使われているポリエチレンテレフタレート(PET)と呼ばれる樹脂に…詳細を見る -
植物の非可食成分の糖からナイロン66の原料を世界で初めて開発 東レ
東レは2022年8月24日、植物の非可食成分の糖から、ナイロン66(ポリアミド66)の原料となる、100%バイオアジピン酸を開発したと発表した。非可食バイオマス由来の糖を原料としたアジピン酸の開発は世界初となる。 …詳細を見る