カテゴリー:電気・電子系
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世界初、オール結晶化ガラスの酸化物全固体Naイオン二次電池を発表 日本電気硝子
日本電気硝子は2023年3月2日、世界で初めて結晶化ガラスを電池の主要部材のすべてに用いたオール結晶化ガラスの酸化物全固体Naイオン二次電池を発表した。有機系電解液を超えるナトリウム(Na)イオン伝導性と、広い作動温度域…詳細を見る -
次世代型オイルレス冷熱ORCタービン発電機で、液体窒素を使用した冷熱発電実証試験に成功 三菱重工ら
三菱重工業、三菱重工グループの三菱重工マリンマシナリは2023年2月28日、世界初の「次世代型オイルレス冷熱ORCタービン発電機」による100kW級冷熱ORC発電実証試験に成功したと発表した。同発電機は、冷熱発電向けに、…詳細を見る -
光デジタルコヒーレント通信向け、超小型狭線幅波長可変光源Nano-ITLAの帯域を拡張 古河電工
古河電気工業(古河電工)は2023年2月24日、Super C-bandおよびL-bandに対応した光デジタルコヒーレント通信向け超小型狭線幅波長可変光源Nano-ITLAを開発したと発表した。 同社Nano-IT…詳細を見る -
ダイヤモンド半導体における電気的欠陥の立体原子配列を解明 近畿大など研究グループ
近畿大学は2023年2月22日、奈良先端科学技術大学院大学と大阪大学、台湾成功大学と共同で、ダイヤモンドとアルミナ絶縁膜の間に形成される電気的な欠陥の立体原子配列を解明したと発表した。次世代の半導体として注目されているダ…詳細を見る -
下肢障害者のための立って乗る車いす「Qolo」はモビリティが持つ「自由さ」を体現する
人はいろいろな理由で車いすを使う。手術後など一時的に使うだけの場合もあるが、事故による脊髄損傷、脳卒中など病気による体のまひ、加齢による筋力の衰えなどで日常的に乗らなければならなくなるケースも少なくはない。車いす中心の生…詳細を見る -
電磁波の遮断をオンオフできるファラデーケージの開発に成功
ファラデーケージとは、導体で囲んだかごや容器のことで、外部の電磁波を遮断する効果があり、電磁波に対するシールドや静電気の精密測定などの目的で用いられる。今回ドレクセル大学工学部が開発に成功したのは、この電磁波の遮断をオン…詳細を見る -
100GHzの広帯域性能を有する小型の増幅器ICモジュールを開発――次世代光通信や6Gでの実験/計測器への応用に期待 NTT
日本電信電話(NTT)は2023年2月20日、100GHzの広帯域性能を有する小型の増幅器ICモジュールを開発したと発表した。 同社は今回、独自のインジウム・リン系ヘテロ結合バイポーラトランジスタ(InP HBT)…詳細を見る -
耐放射線Ka帯フェーズドアレイ無線機を共同開発――衛星の低コスト化と軌道寿命向上に貢献 東工大とアクセルスペース
東京工業大学は2023年2月20日、アクセルスペースと共同で、放射線センサ搭載の新たなフェーズドアレイICを用いて、耐放射線Ka帯フェーズドアレイ無線機を開発したと発表した。 複数の衛星群による通信システムである低…詳細を見る -
淡水化も精製も不要――海水から直接水素を製造する安価な手法を開発
オーストラリアのアデレード大学化学工学科の研究チームが、淡水化や精製、アルカリ化などの前処理プロセスなしに、天然の海水をそのまま原料として直接電気分解し、水素を安価に製造する手法を考案した。表面にCr2O3層を導入したC…詳細を見る -
半導体の材料開発にVRを活用――無機基板と有機分子の相互作用メカニズム解析に有効 レゾナック
レゾナックは2023年2月15日、VR(仮想現実)を半導体の材料開発に活用することに成功したと発表した。同発表によると、半導体材料開発へのVR導入は今回が国内初の事例になるという。 今回は第1弾として、CMPスラリ…詳細を見る