タグ:物質・材料研究機構
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共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性を増強、次世代デバイスの素子材料に期待 東北大
東北大学は2019年10月15日、共役高分子ハイブリッドナノ薄膜の非線形光学特性の増強に成功したことを発表した。次世代の超高速光スイッチングデバイスの実現に貢献する素子材料としての活用が期待できるという。 近年、技…詳細を見る -
伸縮・折曲できる振動発電素子を実現――NIMSと産総研、静電気を貯める液体を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年9月30日、産業技術総合研究所と共同で、静電気を半永久的に貯められる液状のエレクトレット材料を開発したと発表した。 エレクトレット材料は、電極との距離の変化で電圧を発生でき…詳細を見る -
耐久性に優れた超撥水材料の開発に成功――ハリセンボンの表皮が着想の源 NIMS
物質・材料研究機構 (NIMS) は2019年9月10日、ハリセンボンの表皮から着想を得て、新しい超撥水材料を開発したと発表した。従来材料の致命的な欠点だった摩耗や変形への弱さが大きく改善されたたため、耐久性が求められる…詳細を見る -
50nm台の波長分解能を持つ分光型赤外線センサーを開発――熱ふく射の波長分布が未知の物体でも、非接触で真温度計測可能に NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年8月26日、物質の熱ふく射を波長分解するとともに、飛来する方向を絞って検出できる多波長型 (分光型) の赤外線センサーを開発したと発表した。同センサーは50nmの波長分解能と±1…詳細を見る -
材料組織をナノスケールで制御して高強度/高延性マグネシウム合金を実現 京都大学
京都大学は2019年8月23日、物質・材料研究機構(NIMS)と共同で、材料組織をナノスケールで制御することによって、高強度と高延性を併せ持つ軽量マグネシウム合金の作製に成功したと発表した。 マグネシウムは軽量高強…詳細を見る -
ナノ磁気渦形成の定説を覆す、微小な磁気渦を形成する新たな磁性材料を開発 理研など
理化学研究所は2019年8月9日、東京大学、物質・材料研究機構、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と共同で、これまでの定説を覆す微小な磁気渦(磁気スキルミオン)を形成する新たな磁性材料を開発したと発表した。 磁気…詳細を見る -
合金の複雑な構造をパラメーター無しで予測――新手法「第一原理フェーズフィールド法」を開発
横浜国立大学は2019年8月1日、物質・材料研究機構と共同で、航空機ジェットエンジンのタービンなどに使用されるNiAl合金の複雑な微細構造を、さまざまなNiとAlの混合比に対して一切のパラメーターを使用せずに、物理の基本…詳細を見る -
窒化ガリウムに注入した微量元素の分布と電気的状態をナノスケールで可視化――窒化ガリウムデバイス量産化に向けて大きく前進 NIMSと富士電機
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年5月22日、富士電機と共同で、窒化ガリウム(GaN)に注入した微量なマグネシウム(Mg)の分布や電気的状態を、ナノスケールで可視化することに世界で初めて成功したと発表した。今回開…詳細を見る -
構造材料データシート2018年度分を公開――アロイ718母材、溶接継手の宇宙関連材料強度データシートなど5冊 物質・材料研究機構
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年4月1日、機械や構造物の強度設計における設計応力の設定や材料選択のための基盤的データとして活用されている、構造材料データシートの2018年度版を発行したと発表した。 今回新…詳細を見る -
熱電材料の発電性能向上で400℃までの温域で利用可能に――機械学習で最適な組成を発見 NIMSと東大
物質・材料研究機構(NIMS)と東京大学は2019年3月19日、従来の実験では探索範囲外だった最適な組成(元素の混合比)を機械学習で発見し、アルミニウム、鉄、シリコンといった汎用元素のみで作られた熱電材料の中温域(200…詳細を見る