タグ:研究
-
イオン伝導性と強誘電体を共存、新たな動作原理による有機メモリ素子の開発につながる分子集合体構造を開発 東北大学
東北大学は2021年10月7日、イオンチャネル構造を有する液晶性クラウンエーテル誘導体と液晶性強誘電体からなる混晶を作製し、イオン伝導性と強誘電性が共存した新規な分子集合体構造の開発に成功したと発表した。本来、伝導性と強…詳細を見る -
白金不使用の燃料電池向け触媒材料を開発――酸素還元触媒活性と安定性を同時に発揮 熊本大学ら
熊本大学は2021年10月4日、東京工業大学、静岡大学、旭化成と共同で、白金を使用しない燃料電池向け触媒材料の開発に成功したと発表した。 水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池を搭載した燃料電池自動車は、走行時…詳細を見る -
コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功――新規フッ化物固体電解質のコーティング技術を開発 東北大学
東北大学は2021年9月27日、コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功したと発表した。 現在、リチウムイオン電池の正極にはコバルトが使用されている。電気自動車などの市場拡大によって2030年までに…詳細を見る -
通信エラーがほとんど発生しないプラスチック光ファイバを開発 慶應義塾大学
慶應義塾大学は2021年9月24日、短距離通信で大容量の情報を高速で伝送しても通信エラーがほぼ発生しないプラスチック光ファイバ「エラーフリーPOF」を開発したと発表した。 光ファイバは、サーバやコンピュータ機器間で…詳細を見る -
半導体の非破壊評価の精度を10倍以上に――高精度テラヘルツエリプソメトリを改良 大阪大ら
大阪大学は2021年9月15日、同大学のレーザー科学研究所と日邦プレシジョンなどの研究グループが高精度テラヘルツエリプソメトリと呼ばれる光学技術を改良し、窒化ガリウム(GaN)ウエハに対する非接触/非破壊による検査の精度…詳細を見る -
旅客機主翼の層流から乱流への遷移メカニズムを解明――将来の低計算コストでの航空機開発に寄与 東北大学
東北大学は2021年9月14日、同大学流体科学研究所の研究チームが、大型旅客機の特に主翼前縁で生じる層流から乱流への遷移メカニズムを、スーパーコンピューターおよびエネルギー過渡増幅に着目した理論解析を用いて解明したと発表…詳細を見る -
窒化ガリウムとダイヤモンドの直接接合に成功――放熱性改善に向けた新構造の実現 大阪市立大学ら
大阪市立大学は2021年9月9日、東北大学、佐賀大学、アダマンド並木精密宝石と共同で、従来不可能だと言われてきた、窒化ガリウム(GaN)とダイヤモンドの直接接合に成功したと発表した。大阪市立大学によると世界初となる。 …詳細を見る -
鉄系超伝導体の超高速な結晶構造変化の観測に成功 東大ら
東京大学物性研究所、高輝度光科学研究センターなどの研究グループは2021年9月10日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを使い、鉄系超伝導体BaFe2As2における結晶構造の超高速変化を直接観測することに成功…詳細を見る -
ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功——普遍的レオロジー法則の構造起源を特定 東京大学ら
東京大学は2021年9月3日、日本学術振興会と共同で、ガラスの流動化を生み出すミクロな構造の解明に成功したと発表した。 セメントやマヨネーズ、歯磨き粉などは、静置状態では流動せずに固体的に振る舞うが、一定以上の力を…詳細を見る -
ナノスケールで整列する電子を可視化し、未知の力の存在を示唆する電子のうねりを発見 東大と理研
東京大学と理化学研究所の研究グループは2021年9月3日、鉄系超伝導体における電子の空間分布をナノメートルの精度で可視化することに成功し、鉄系超伝導体がナノメートルスケールの電子のうねりを形成することを発見したと発表した…詳細を見る