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脳のシナプスのようなメモリスティブな振る舞いを持つ新規材料を発見 岡山大
岡山大学の研究グループは2021年8月11日、カーボンナノチューブ(CNT)に六方晶窒化ホウ素(hBN)を合成した材料である一次元hBN/CNTヘテロ構造の大規模集合化(バルクスケール化)に成功したと発表した。その新規材…詳細を見る -
長寿命で充電時間が短く、再充電までの時間が長い電池を開発 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2021年8月10日、製造過程を加速させて溶解が生じる可能性を低減するとともに、不要な生成物を吸収するリチウム硫黄電池用のハイブリッド材料を開発したと発表した。この結果、長寿命で充電時…詳細を見る -
バイオマス由来のブタジエンゴムで自動車用タイヤを試作――従来の石油由来ゴムと同等の材料性能を実現 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2021年8月10日、産業技術総合研究所(産総研)、先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)および横浜ゴムと共同で、バイオマス由来のブタジエンゴムで自動車用タイヤを試作す…詳細を見る -
プロジェクターの投影画面を指先で操作するタッチセンシング技術を開発――空中操作への応用も可能 奈良先端大ら
奈良先端科学技術大学院大学は2021年8月6日、同大学と東海大学、米アリゾナ州立大学の研究グループが、プロジェクターで壁など平面に投影した映像を指先で操作できるタッチセンシング技術を開発したと発表した。この技術を使えば、…詳細を見る -
スマートマテリアル母材の新規赤色蛍光体の合成に成功――希土類を用いない4価のMnを賦活剤として合成 豊橋技術科学大学
豊橋技術科学大学は2021年7月30日、高演色化材料としての活用が期待できるスマートマテリアルを母材にした新規赤色蛍光体を合成したと発表した。 同大学によると、白色LEDは青色光によって黄色蛍光体を発光させることで…詳細を見る -
従来の10倍のプロトンを含む新たなイオン伝導体を合成 東北大学
東北大学は2021年7月30日、同大学院工学研究科の研究グループが、従来の約10倍のプロトンを含有し、450〜500℃の中温領域で10-2S/cmの高いプロトン伝導性を示すイオン伝導体の合成に成功したと発表した。この成果…詳細を見る -
アルミと鉄の合金で、レアメタル合金と同等レベルの水素吸蔵に成功 量子科学技術研究開発機構ら
量子科学技術研究開発機構(QST)、東北大学、高エネルギー加速器研究機構がつくる研究グループは2021年7月29日、アルミニウムと鉄を組み合わせた合金で水素が蓄えられることを発見したと発表した。従来のように希少な元素を使…詳細を見る -
クモ糸は想定より複雑な複合素材と判明――物性を2倍以上にするタンパク質も発見 京都大学ら
京都大学は2021年07月29日、慶應義塾大学、理化学研究所、Spiberと共同で、ジョロウグモ亜科4種のゲノムを決定した上でマルチオミクス解析を実施し、研究対象のクモ糸がこれまで考えられていた以上に複雑な複合素材である…詳細を見る -
過去最高の熱電変換性能指数を示す環境にやさしい熱電材料を開発 宮崎大学ら
宮崎大学は2021年7月28日、同大学の研究グループがユタ大学、トヨタ自動車との共同研究で、身の回りの熱を効率よく電気に変換する環境にやさしいCu2ZnSnS4(CZTS)熱電材料の開発に成功したと発表した。有毒な元素や…詳細を見る -
脱水剤なしで常圧二酸化炭素からプラスチックを直接合成できる触媒プロセスを開発 東北大学ら
東北大学は2021年7月27日、同大学と大阪市立大学、日本製鉄の研究チームが、脱水剤を使用せずに常圧二酸化炭素からプラスチックを直接合成できる触媒プロセスを開発したと発表した。 二酸化炭素を有用な化学品に変換する手…詳細を見る