タグ:研究
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希少元素を使わない高効率熱電変換材料を開発――熱伝導率低減と電荷移動度向上を両立 NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年4月17日、産業技術総合研究所と共同で、希少元素を使わずに高い熱電変換効率を実現する材料を開発したと発表した。 一次エネルギーの多くは熱として排出されており、その内320℃…詳細を見る -
ドローンによる外壁調査の実用化へ、風の影響を軽減する小型赤外線装置と調査用システムを開発 NEDO
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などの6機関は2021年4月16日、ドローン飛行時に風などの影響下でも高い性能を維持する小型赤外線装置と、同装置を搭載した外壁調査の精度/信頼性を向上する近接調査用ドローンシ…詳細を見る -
従来の約3倍、大気駆動安定性の高い皮膚貼付型光脈波センサーを開発 東京大学
東京大学は2021年4月14日、超薄型有機太陽電池で自立駆動する皮膚貼付型光脈波センサーを開発したと発表した。太陽光による自己発電を用いて脈波信号を計測することに、世界で初めて成功した。 柔軟な有機EL(有機発光ダ…詳細を見る -
回転させずに穴を開けるドリルを開発――押して捻じる動きで一度に複数の穴加工が可能 芝浦工業大学
芝浦工業大学は2021年4月14日、回転させずに押して捻る動きで穴をあけるドリルを開発したと発表した。捻りの動作で一度に複数の穴を加工できるという。 これまでの回転するドリルは、微小径のドリルほど回転数を上げる必要…詳細を見る -
アルカリ中での水電解で高耐久性を示すアニオン交換膜を開発――純水供給のみによる低コスト水電解システム 東工大とKISTEC
東京工業大学は2021年3月24日、同大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所とKISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)の研究グループが、アルカリ中で分解しないアニオン交換膜を開発したと発表した。高性能、高耐久性、低…詳細を見る -
カルシウムイオン電池用の新規電解質を開発――高い伝導率や電気化学的安定性を実証 東北大学
東北大学は2021年4月6日、同大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)らの研究グループが、水素とホウ素から形成された水素クラスターを含む錯体水素化物をカルシウムイオン電池用の新規電解質として新たに開発し、高い伝導率を…詳細を見る -
従来よりも高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現 東大
東京大学は2021年4月2日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の研究グループが、従来のリチウムイオン電池(4.3V)よりもはるかに高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現したと…詳細を見る -
固体蓄電デバイスの3Dプリンティング製造法を開発――プロトン伝導膜が成形可能に 東北大
東北大学は2021年4月1日、東北大学多元物質科学研究所の研究グループが、3Dプリンティング技術により成形可能なプロトン伝導膜の開発に成功し、固体蓄電デバイスの3Dプリンティング製造法を開発したと発表した。 研究グ…詳細を見る -
木材由来のナノ繊維で電子回路をコーティング――濡れ/割れによる故障を防いでショートの回避へ
大阪大学は2021年4月1日、同大学産業科学研究所の能木雅也教授らの研究グループが、木材由来のナノ繊維を電子回路にコーティングするだけで、水濡れ故障を長時間抑制できることを発見したと発表した。従来の防水技術と容易に組み合…詳細を見る -
3次元回路中の上下の集積回路をつなぐ貫通電極を非破壊/非接触に分析する技術を開発 大阪大学
大阪大学は2021年3月25日、大阪大学レーザー科学研究所の研究者とベルギーのIMECの研究者が協力し、3次元集積回路において上下の集積回路を接続するシリコン貫通電極(TSV)を、非破壊/非接触に分析する技術を開発したと…詳細を見る