タグ:研究
-
「温めると縮む」新たな負熱膨張材料を発見――光通信や半導体分野での熱膨張抑制材としての活用に期待 東京工業大学
東京工業大学は2021年1月4日、同大学物質理工学院材料系の研究グループが、「温めると縮む」新たな負熱膨張材料を発見したと発表した。同材料は相転移とフレームワークの2つの収縮メカニズムを併せ持っており、室温から500℃ま…詳細を見る -
高性能な青色有機EL素子の開発に成功――高い発光効率と色純度、素子耐久性を実現 九州大と関西学院大
九州大学は2021年1月5日、同大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターと関西学院大学の研究グループが、高い発光効率と色純度、素子耐久性を併せ持つ青色有機EL素子の開発に成功したと発表した。 現在実用化されてい…詳細を見る -
アンモニア合成を低温化/効率化する触媒技術開発――ヒドリドイオンの移動度が合成活性に寄与 東京工業大学
東京工業大学は2020年12月25日、ヒドリドイオンの高い伝導度を示す希土類酸水素化物を触媒担体に用いることで、ルテニウム触媒のアンモニア合成活性を低温化、高効率化できることを発見したと発表した。 近年再生可能エネ…詳細を見る -
世界一構造秩序のあるガラスの合成と構造解析に成功 京都大学
京都大学は2020年12月25日、世界一構造秩序のある永久高密度シリカ(SiO2)ガラスの合成に成功し、その構造を大型放射光施設SPring-8などの量子ビーム施設を利用して明らかにしたと発表した。 ガラスは液体の…詳細を見る -
ディープラーニングを用いた新素材開発手法、少ないデータ量で活性やガラス転移点を予測 奈良先端科学技術大学院大学
奈良先端科学技術大学院大学は2020年12月25日、材料工学分野にディープラーニング技術を適用する手法を開発したと発表した。 従来の素材開発手法は、トライアンドエラーを繰り返すために莫大な時間と費用がかかる。この問…詳細を見る -
ガラスやプラスチックなどの反応容器を使用せずに化学反応を行う手法を開発――音響定在波を利用し物質を浮揚させ反応 慶應義塾大学
慶應義塾大学は2020年12月23日、同大学理工学部の研究グループが、空気中に反応溶液を浮揚させることで、ガラスやプラスチックなどの反応容器を使用せずに化学反応や生物有機合成反応を行う手法を提案したと発表した。浮揚させた…詳細を見る -
大面積有機半導体単結晶を用いた高感度歪みセンサーを開発――有機半導体の表面のみにドーパント分子を反応 産総研ら
産業技術総合研究所(産総研)は2020年12月21日、東京大学らと共同で、大面積有機半導体単結晶を用いた高感度歪みセンサーを開発したと発表した 今回は上記に加え、物質・材料研究機構およびパイクリスタルを加えた4者に…詳細を見る -
東大、安価なシリカコーティング技術を開発――紙をプラスチックの代わりに
東京大学は2020年12月18日、高い耐水性と適度な強度を紙に付与する安価で簡便なシリカコーティング技術「超越コーティング技術」を開発したと発表した。 近年、多量のプラスチック製品使用に伴うゴミの増加による環境破壊…詳細を見る -
液体アンモニア噴霧の安定燃焼に成功――アンモニアガスタービン発電の実用化に近づく 東北大
東北大学は2020年12月17日、東北大学流体科学研究所、IHI、産業技術総合研究所が共同で、高温旋回空気流を用いて液体アンモニア噴霧を安定燃焼させることに成功したと発表した。温室効果ガスを排出しないアンモニアガスタービ…詳細を見る -
超高容量を示すナトリウムイオン電池向け炭素負極材料を開発――ナノサイズの空孔を多くもつハードカーボンを合成 東京理科大学ら
東京理科大学は2020年12月14日、物質・材料研究機構および岡山大学と共同で、超高容量を示すナトリウムイオン電池向け炭素負極材料を開発したと発表した。 資源量が豊富なナトリウムを利用したナトリウムイオン電池は、電…詳細を見る