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有機ケイ素材料の高機能化や製造コスト削減を可能にする鉄錯体触媒を開発――空気中でも高い安定性を備える NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年12月14日、北里大学および大阪市立大学と共同で、有機ケイ素材料の高機能化や製造コスト削減を可能にする鉄錯体触媒を開発したと発表した。 シランカップリング剤…詳細を見る -
安価な非毒性の元素のみで構成された直接遷移型の近赤外線向け半導体を発見 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年12年11日、東京工業大学と共同で、安価で毒性のないカルシウム、シリコン、酸素から構成される「Ca3SiO」が、赤外線用のLEDや検出器として応用できる直接遷移型の半導体であるこ…詳細を見る -
精密な微小機械システムにおける材料の摩耗量を予測可能な理論式を提案――スーパーコンピューター「MASAMUNE-IMR」の活用成果 東北大学
東北大学は2020年12月8日、同大学金属材料研究所の研究グループが、精密な微小機械システムにおける材料の摩耗量を予測可能な理論式を提案したと発表した。同発表によると、世界初の成果だという。 ドローンやロボット、自…詳細を見る -
従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料開発――次世代切削工具としての応用に期待 名古屋大学と日本特殊陶業
名古屋大学は2020年12月7日、日本特殊陶業と共同で、従来の2倍以上の強度を持つセラミックス複合材料の開発に成功したと発表した。 優れた耐熱性や硬度、化学的安定性を有するセラミックスは、もろいという欠点を持つ。こ…詳細を見る -
暗い励起子の直接観察に成功――視覚化の実現は世界で初めて OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2020年12月4日、暗い励起子と呼ばれる粒子を直接観察し、測定することに世界で初めて成功したと発表した。 半導体材料内の電子が光でより高いエネルギー状態に励起されると、電子が以…詳細を見る -
アルミニウム合金同士を連続的に接合できる技術を確立――母材と同等の硬度を接合部で実現 大阪大学
大阪大学は2020年11月26日、同大学接合科学研究所の研究グループが、アルミニウム合金同士を連続的に接合することができる「完全接合」技術を確立したと発表した。発表によると、世界初の成果だという。 アルミニウム合金…詳細を見る -
無機物質と水のみから生体同様に動的に力学物性を変化させる「ハイドロゲル」を開発 理化学研究所
理化学研究所は2020年11月27日、無機ナノシートと水のみを利用して、生物のような力学物性を動的に変化させる「ハイドロゲル」の開発に成功したと発表した。 無機物質は、基本的に硬く、刺激応答性に乏しいため、生体特有…詳細を見る -
水に浮くほど軽量な熱電変換材料を実現――1層のハニカム構造当たりの熱伝導率を11%低減 東北大学ら
東北大学材料科学高等研究所(AIMR)と東北大学多元物質科学研究所は2020年11月26日、山形大学、北海道大学、名古屋工業大学と共同で、熱電変換材料として知られるマグネシウムシリサイド(Mg2Si)ハニカム多孔体の新規…詳細を見る -
長波長吸収材料を少量添加するだけで有機薄膜太陽電池の発電効率を1.5倍に 広島大学ら
広島大学は2020年11月25日、山形大学、京都大学、千葉大学と共同で、半導体ポリマーとフラーレン誘導体を用いた塗布型有機薄膜太陽電池(OPV)に、少量の長波長吸収材料を加えるだけで大幅に発電効率が向上することを発見した…詳細を見る -
無線システムの安定化技術の実験に成功――無線可視化と異種システム協調制御で「止まらないライン」を実現 NICTとトヨタ
情報通信研究機構(NICT)とトヨタ自動車は2020年11月25日、製造現場を支える無線システムの安定化技術の実験に成功し、「止まらないライン」を実現したと発表した。止まらないラインは、無線の可視化と異種システム協調制御…詳細を見る