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電気化学的活性に優れるマグネシウム合金材を開発――マグネシウム金属電池の容量を約20%向上 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年9月30日、これまでの材料よりも電気化学的活性に優れるマグネシウム合金材を開発し、マグネシウム金属電池の容量を約20%向上させることに成功したと発表した。これまで手付かずだった負…詳細を見る -
有機EL用導電性高分子を筆で塗る手法で高い配向度の膜作製に成功――フレキシブルデバイスの外光反射防止や高輝度表示に寄与 広島大学
広島大学は2020年9月28日、有機EL用の高分子を溶かした溶液を筆で塗る手法を用いて、高い配向度の膜の作製に成功したと発表した。同発表によると、筆で塗る手法(ブラッシュプリンティング法)を用いた、発光する高分子の配向膜…詳細を見る -
異種材料接合に重要な材料内部や界面構造を非破壊検査法で解明 大阪府立大学
大阪府立大学は9月25日、リガク、MORESCOと共同研究を進め、非破壊検査法の一つである3次元X線イメージングの手法を駆使して、ガラス板や金属板上の多孔質エポキシモノリス層に熱可塑性樹脂を熱溶着した接合試験片の内部と界…詳細を見る -
固体材料内部の欠陥を高分解能で3次元映像化できる超音波計測法を開発――強度評価や欠陥発生メカニズムの解明に道筋 東北大学
東北大学大学院工学研究科の小原良和准教授らの研究グループは2020年9月23日、米ロスアラモス国立研究所との国際共同研究により、固体材料内部の欠陥を3次元的に高分解能で映像化できる超音波計測法を開発したと発表した。安全/…詳細を見る -
極低温を計測できる量子温度計を開発――高感度で冷却原子ガスの温度を測定する量子プロセスを記述 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2020年9月9日、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、トリニティ・カレッジ・ダブリンとの共同研究により、極低温を計測できる量子温度計を開発したと発表した。単一の原子を温度計に見立て、…詳細を見る -
リチウム電池を超える次世代高容量リチウム電池の充電過程を原子レベルで解明 東大
東京大学は2020年9月9日、高容量リチウムイオン電池の正極材料として注目されるLi2MnO3における充電過程を原子レベルで明らかにしたと発表した。 リチウムイオン電池の正極材料の中でも特にLi2MnO3に代表され…詳細を見る -
新型コロナウイルス抗体の検出、定量が可能なチップを開発――高感度と低価格を両立 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学は2020年9月11日、人工ヒト血漿サンプル中で異なる濃度のスパイクタンパク質抗体を検出できる新型コロナウイルス抗体検査法を開発したと発表した。迅速で信頼性が高く、しかも低価格だという。 現在…詳細を見る -
パワーデバイス材料SiCの電気特性を高分解能で測定する装置を開発 名工大
名古屋工業大学は2020年9月9日、富士電機、電力中央研究所、昭和電工、産業技術総合研究所と共同で、3ミクロンの空間分解能でSiC中の電気特性の微細な分布を測定する技術を確立し、設計通りにSiCパワーデバイス内部の構造が…詳細を見る -
ボルトの緩みを低コストで定量評価する手法を開発――固有振動数を計測 芝浦工大と英エジンバラ大
芝浦工業大学と英エジンバラ大学の研究グループは2020年9月9日、ボルトの緩みを低コストで定量評価できる手法を開発したと発表した。点検者の技量や熟練度に依存せず、簡便なプロセスで測定できる。 ボルトの緩みは、点検者…詳細を見る -
光波制御デバイスの新材料となる優れた光変調性能を持つ「完全表面結晶化ガラス」を開発 東北大学
東北大学は2020年9月7日、今までにない高い光変調性能を有する多結晶性セラミックス「完全表面結晶化ガラス」を開発したと発表した。 現代社会に必要不可欠なガラスの光ファイバーを伝送媒体とする光通信では、レーザー光の…詳細を見る