タグ:研究
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ヒートシンクで樹脂を冷却して接合面だけ溶接――精密な熱溶着技術の実現へ
科学技術振興機構(JST)は2020年6月12日、開発課題「ヒートシンク式レーザー溶着による電子デバイス精密接合装置」の開発結果を成功と認定したと発表した。本研究は、国士舘大学准教授の佐藤公俊氏の研究成果が得た成果をもと…詳細を見る -
単純、低コストで繰り返し着脱できる接着構造の製造プロセスを開発――ハエの脚裏を参考に NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月11日、北海道教育大学、浜松医科大学と共同で、「接着と分離を繰り返せる接着構造」を単純、低コストで製作できる新しい製造プロセスの開発に成功したことを発表した。ハエの脚裏にある…詳細を見る -
超精密切削加工による単結晶微小光共振器、世界最高という1.4億の高Q値を達成 慶應義塾大学
慶應義塾大学は2020年6月11日、微小光学素子を超精密切削加工のみで製作し、トップダウンで作製した単結晶微小光共振器がQ値1.4億の光学性能を達成したと発表した。この光学性能は世界最高の値だという。 微小光共振器…詳細を見る -
低温域で世界最高水準のプロトン伝導度を示す新材料を発見――燃料電池やセンサーなどへの応用に期待 東工大
東京工業大学理学院化学系の村上泰斗特任助教と八島正知教授ら研究グループは2020年5月26日、中低温域で世界最高水準のプロトン(H+、水素イオン)伝導度を示す新材料「Ba5Er2Al2ZrO13」を発見したと発表した。豪…詳細を見る -
水素が金属を弱くする仕組みをナノスケールで観察する手法を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2020年6月4日、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、水素が金属の内部構造に影響を与えている様子の経時変化をナノスケールで観察する手法を開発したと発表した。 水素は金属の強度を低下させるこ…詳細を見る -
世界最高水準の耐久性を持つプロパン脱水素触媒を開発 北海道大学ら
北海道大学は2020年6月5日、京都大学および東京都立大学と共同で、高温条件下で世界最高水準の高い耐久性を示すプロパン脱水素触媒を開発したと発表した。 さまざまな化成品の原材料として利用されるプロピレンをプロパンか…詳細を見る -
しわを増減させる方法が示される――しわができる原因の理解へ一歩前進か
沖縄科学技術大学院大学(OIST)2020年6月4日、材料のエッジにおける曲率を変化させることで、どのようにしわを増やしたり減らしたりできるかを示したと発表した。 しわは、圧力センサー、航空機パネル、軽量宇宙船の構…詳細を見る -
機械学習で最適なナノ多層構造を設計、作製、評価――熱伝導率の最小化へ 東京大学
東京大学と科学技術振興機構(JST)は2020年6月3日、半導体材料の熱伝導率を内部のナノ構造によって低減することを目的に、最適なナノ多層構造を設計し、作製、評価することで熱伝導率の最小化に成功したと発表した。ナノ多層構…詳細を見る -
カーボンより黒く電気を流さないセラミックス薄膜を開発――タッチパネルで高級感の漂う黒色を表現 東北大と日本電気硝子
東北大学大学院工学研究科の高村仁教授らの研究グループは2020年6月3日、日本電気硝子と共同で、カーボンより黒いが電気を流さないセラミックス薄膜を開発したと発表した。タッチパネルで高級感のある黒色を表現できる新素材となる…詳細を見る -
塗って焼かずに多孔質セラミックスをプラスチック基板へコーティングする技術を開発――微生物の滅菌/除菌への活用に期待 大阪大学と日本触媒
大阪大学産業科学研究所の菅原徹准教授らの研究グループは2020年6月1日、日本触媒と共同で、混合した原料を塗って焼かずに、多孔質セラミックス(酸化チタン)をプラスチック基板へ直接コーティングする技術を開発したと発表した。…詳細を見る