タグ:量子コンピューティング
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量子コヒーレンスを用いて、より効果的に対象を「見る」ことなく検出する無相互作用測定の方法
対象となる物体を直接「見る」ことなくその存在を検出する無相互作用測定に、より効果的な新しい手法が発見された。この手法では量子コヒーレンスを用いる。この研究はフィンランドのアールト大学によるもので、その詳細は2022年12…詳細を見る -
数学の定理を活用して耐量子暗号標準候補のアルゴリズム解読に成功――Microsoftによる賞金5万ドルの解読チャレンジで
量子コンピューティングへ移行しつつあるデジタル時代といえる現在、クラッキング攻撃からデータを保護することは、私たちの最大の課題の1つだ。 2022年7月に、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は、耐量子暗号標準化…詳細を見る -
数学のトポロジー概念で高周波の新型音響導波路を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2023年1月4日、数学分野のトポロジーの概念をもとに、物質の表面に特殊な音波の導波路を開発したと発表した。この導波路は、超低消費電力の表面弾性波デバイスの開発につながることが期待される。 …詳細を見る -
室温を下げる透明な窓コーティング材――冷房に必要なエネルギーを最大31%削減
米ノートルダム大学と韓国の慶熙大学の共同研究チームが、電力を使わずに室温を下げる、透明な窓コーティング材を開発した。同研究成果は2022年11月2日、アメリカ化学会の「ACS Energy Letters」誌に掲載された…詳細を見る -
電子ではなく音波でデジタルデータを処理するコンピューターチップを開発 ハーバード大学
現在のコンピューターチップはCMOSに代表されるトランジスタを使用した電子回路で構成されているが、微細化には限界があり、光を利用するフォトニックチップなどの低消費電力かつ高速化へ向けたさまざまな研究が進められている。 …詳細を見る -
半導体材料の最適配合探索にかかる時間を数十年以上から数十秒に短縮 昭和電工
昭和電工は2022年2月10日、量子コンピューティング技術を活用し、半導体材料の最適な配合探索にかかる時間を大幅に高速化できることを実証したと発表した。従来の数十年以上から数十秒に短縮できたという。 半導体材料は、…詳細を見る -
2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料を開発――太陽光発電と量子コンピューティング両方に役立つ可能性
太陽エネルギー用途と量子コンピューティング用途の両方に役立つという2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料が開発された。この研究は米ライス大学によるもので、研究成果は『Nano Letters』に2020年12月2…詳細を見る -
量子コンピューティングも可能にする、2次元ファンデルワールス磁気材料とは
韓国の基礎科学研究院(IBS、Institute for Basic Science)のPark教授が率いる国際研究チームは、2次元ファンデルワールス材料の磁気特性について、最新の知見と将来の可能性を論じた。研究成果は、…詳細を見る