Rolls-Royce、出力1000~4000kWの船舶向けディーゼルハイブリッド推進システムを発表

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英Rolls-Royceは2018年9月5日、船舶向けの新しい完全統合型ディーゼルハイブリッド推進システムを2020年の時点で市場に投入すると発表した。同社子会社のMTU製ディーゼルエンジンと電気モーター、バッテリーなどを組み合わせ、1パワートレインあたり出力1000~4000kWのアプリケーションをカバーする。2019年にテストを実施し、その後順次市場に投入する予定だ。

新システムはMTU製の内燃機関、電動ドライブモジュール、トランスミッションシステム、バッテリー、監視制御システムなどからなるモジュラー方式で、顧客ごとにカスタマイズ可能。高出力、静音、エミッションフリーなど多様なニーズに応えられる複数の推進モードと運用コストの低さが特徴で、ヨット、作業船、フェリー、巡視船などの利用を見込んでいる。

2020年をめどに、MTU2000シリーズエンジンと150kW電気モーター1台もしくは2台からなるハイブリッドシステムを市場に投入する予定。1パワートレインあたりの出力範囲は約1000~2200kW。

さらに2021年には、より大型のMTU4000シリーズエンジンと150kW電気モーター4台のシステムを追加し、1パワートレインあたり約1000~4000kWの出力範囲をカバーする予定だ。

個別に開発されたMTUハイブリッドシステムを搭載した事例としては、世界最大級のヨット「Sailing Yacht A」がある。7つの推進モードがあり、2つのディーゼルエンジンと4つの電気モーターを組み合わせた最大出力は16000kWに近く、最大21ノットでの航行が可能だ。

関連リンク

Rolls-Royce introduces new MTU hybrid propulsion systems for ships

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