カテゴリー:技術ニュース
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推力3万5000lbfのロケット第2段エンジン「VR35K-A」の試験を完了 米Sierra Space
宇宙開発/防衛技術企業の米Sierra Spaceは2025年2月12日、完全統合型のロケット第2段エンジン「VR35K-A」の試験を完了したと発表した。 VR35K-Aは、液体酸素(LOX)と液体水素(LH2)を…詳細を見る -
高速衝撃に耐える装甲の開発につながるか――ナノスケール結晶により合金が高速衝撃に耐えられるように
アメリカのコーネル大学を中心とした共同研究チームが、極限的な衝撃に耐える金属や合金を設計する新しい手法を提案している。結晶粒径がnmレベルのナノ結晶によって、極めて高い歪み速度条件下においても、転位すべりをnmスケールに…詳細を見る -
エネルギー密度と電圧が大幅アップし、往復効率が99.7%の新しいリチウム-水素ガス充電池 中国科学技術大学
中国科学技術大学は2025年2月14日、水素ガスを従来のようにアノード(負極)に用いるのではなく、カソード(正極)に用いることでエネルギー密度と動作電圧を大幅に向上させた、新しいリチウム-水素ガス充電池の開発を発表した。…詳細を見る -
新型回転デトネーションエンジンの試験に成功 米Pratt & Whitney
米RTX傘下のPratt & Whitneyは、2025年3月4日のプレスリリースで、RTXテクノロジー研究センター(RTRC)と共同で進めてきた回転デトネーションエンジン(Rotating Detonation Eng…詳細を見る -
陽子内部の目に見えない力を世界最小規模で可視化――象10頭分の力を発見 豪アデレード大学他
オーストラリアのアデレード大学は2025年2月21日、同大学を中心とした国際研究チームが、陽子の内部で働く力をマッピングし、クォーク(陽子内の微小粒子)に高エネルギーの光子が当たったときにクォークがどのように反応するかを…詳細を見る -
石油生産時に放出されるメタンの98%を除去する高性能フレアバーナーを開発 米サウスウエスト研究所、ミシガン大学
米サウスウエスト研究所(SwRI)は2025年3月3日、石油生産時に放出されるメタンの98%を除去する新型のフレアバーナーを開発したと発表した。積層造形と機械学習を活用して開発されたこのバーナーは、ミシガン大学(U-M)…詳細を見る -
人間の脳にスプーン1杯分のマイクロプラスチックとナノプラスチックが蓄積しているという研究結果を発表
人間の脳にはスプーン約1杯分のマイクロプラスチックおよびナノプラスチック(MNP)が蓄積されており、特に認知症患者ではMNPの濃度が3~5倍高いとの研究結果が、2025年2月に学術ジャーナル「Nature Medicin…詳細を見る -
放射冷却を活用し、電力不要で建物内を冷却できる多孔質プラスチックシートを開発
米ペンシルベニア州立大学は2025年2月5日、同大学と中国の大連理工大学が、放射冷却によって建物内部の温度を下げられる多孔質プラスチックシートを開発し、このシートで作った箱の中の温度を、外気温26.7℃の下で18.5℃ま…詳細を見る -
ケステライト太陽電池の効率が世界記録の13.2%を達成
オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学(UNSW)は2025年1月28日、同大学の研究チームが次世代太陽電池として有望なケステライト太陽電池を使用し、13.2%という過去最高効率を達成したと発表した。 ケステラ…詳細を見る -
切り傷が4時間で90%、24時間で完全修復する人工ゲル――人工皮膚への応用に期待
フィンランドのアールト大学とドイツのバイロイト大学の研究チームは2025年3月7日、高い剛性と柔軟性を併せ持ち、自己修復が可能な人工ゲルの開発成果を発表した。この人工ゲルは、人工皮膚などへの応用が期待されている。 …詳細を見る