カテゴリー:化学・素材系
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陽子内部の目に見えない力を世界最小規模で可視化――象10頭分の力を発見 豪アデレード大学他
オーストラリアのアデレード大学は2025年2月21日、同大学を中心とした国際研究チームが、陽子の内部で働く力をマッピングし、クォーク(陽子内の微小粒子)に高エネルギーの光子が当たったときにクォークがどのように反応するかを…詳細を見る -
従来比約1.5倍の発電効率を達成したペロブスカイト太陽電池向け成膜用インクを開発 三菱マテリアルとエネコートテクノロジーズ
三菱マテリアルは2025年3月24日、エネコートテクノロジーズと共同で、従来の約1.5倍の発電効率を実現したペロブスカイト太陽電池向け成膜用インクを開発したと発表した。 三菱マテリアルによると、逆型構造のペロブスカ…詳細を見る -
人間の脳にスプーン1杯分のマイクロプラスチックとナノプラスチックが蓄積しているという研究結果を発表
人間の脳にはスプーン約1杯分のマイクロプラスチックおよびナノプラスチック(MNP)が蓄積されており、特に認知症患者ではMNPの濃度が3~5倍高いとの研究結果が、2025年2月に学術ジャーナル「Nature Medicin…詳細を見る -
放射冷却を活用し、電力不要で建物内を冷却できる多孔質プラスチックシートを開発
米ペンシルベニア州立大学は2025年2月5日、同大学と中国の大連理工大学が、放射冷却によって建物内部の温度を下げられる多孔質プラスチックシートを開発し、このシートで作った箱の中の温度を、外気温26.7℃の下で18.5℃ま…詳細を見る -
切り傷が4時間で90%、24時間で完全修復する人工ゲル――人工皮膚への応用に期待
フィンランドのアールト大学とドイツのバイロイト大学の研究チームは2025年3月7日、高い剛性と柔軟性を併せ持ち、自己修復が可能な人工ゲルの開発成果を発表した。この人工ゲルは、人工皮膚などへの応用が期待されている。 …詳細を見る -
時間が過去から未来へだけでなく、逆方向にも進む可能性がある証拠を発見 英サリー大学
英サリー大学の研究チームは、ある種の量子系から理論的には正反対方向に進む2本の「時間の矢」が出現する証拠を発見した。時間は一方向にしか進まないということを私たちは経験的に知っているが、実は逆方向も同様に可能であることに気…詳細を見る -
宇宙の放射線を水で遮蔽する宇宙服の作製技術を開発
ベルギーのゲント大学の研究チームが、宇宙の放射線を水で遮蔽でき、宇宙服や宇宙船などのさまざまな形状に加工できる汎用性のある技術を開発した。同研究成果は2025年2月6日、欧州宇宙機関(ESA)のプレスリリースにて発表され…詳細を見る -
スーパーエンプラ「PEI9085」の3Dプリント受託造形サービスを開始 サンステラとフュージョンテクノロジー
サンステラおよびフュージョンテクノロジーは2025年3月11日、スーパーエンプラ「PEI9085」の3Dプリント受託造形サービスを開始すると発表した。 PEI9085は、難燃性や非発煙性、非毒性といった特長を有して…詳細を見る -
しなやかで高耐久な3Dプリント用コンクリートを開発 米ニューメキシコ大学
米ニューメキシコ大学は2025年1月16日、同大学の研究チームが3Dコンクリートプリンターで用いる、高耐久性セメント材料を開発したと発表した。この「自己補強型超高延性セメント系材料」は、4種類の材料を配合しており、最大で…詳細を見る -
溶液プロセスによる、世界最高の水蒸気バリア性能と超短時間化を達成 山形大学
山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターの硯里善幸教授らは2025年3月6日、溶液塗布可能なポリシラザン(PHPS)をコートし、高強度の真空紫外光(VUV光)を照射することで緻密な窒化ケイ素を形成したと発表した…詳細を見る