カテゴリー:化学・素材系
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無色透明でX線を遮蔽できる複合材料を開発――医療や宇宙分野などでの用途に期待 弘前大学と山形大学
弘前大学は2024年12月10日、同大学の被ばく医療総合研究所、大学院保健学研究科と山形大学が共同で、無色透明でX線を遮蔽できる複合材料を開発したと発表した。 同共同研究チームは今回、軽量な天然素材に金属を複数配合…詳細を見る -
ガラス基板への高密着めっき形成技術を開発 アキレス
アキレスは2024年12月6日、独自技術のポリピロールめっき法を用いて、ガラス基板への高密着めっき形成を可能にする技術を新たに開発したと発表した。開発した技術は、同月11日から東京ビッグサイトで開催されるエレクトロニクス…詳細を見る -
貴金属、希少金属を使用せずに陰イオンの組み合わせで酸素生成電極触媒の活性を向上 東京科学大
東京科学大学(Science Tokyo)理学院化学系の前田和彦教授らの研究グループは2024年12月5日、酸フッ化物Pb3Fe2O5F2が、同じ元素で構成され結晶構造の異なるPbFeO2Fよりも非常に高い酸素生成活性を…詳細を見る -
先端半導体パッケージ向けの感光性フィルムを開発――有機インターポーザー上で微細な銅回路が形成可能に レゾナック
レゾナックは2024年12月2日、先端半導体パッケージ向けの感光性フィルムを開発したと発表した。 近年、インターポーザーを介して複数のチップを接続するチップレット技術などを用いた先端パッケージが実用化されている。し…詳細を見る -
車載用廃リチウムイオンバッテリーのリサイクルシステムを開発――純度99.5%以上の炭酸リチウムを継続回収 川崎重工と中国海螺創業
川崎重工は2024年12月3日、中国海螺創業グループや両社の合弁会社である安徽海螺川崎節能設備製造と共同で、車載用廃リチウムイオンバッテリー(以下、LIB)のリサイクルシステムを開発したと発表した。 同システムは、…詳細を見る -
次世代型太陽電池セルを銀ドーピングでより強力にする研究
韓国の大邱慶北科学技術院は2024年10月24日、同大学と仁川大学校、光云大学校の共同研究チームが、ケステライト型化合物Cu2ZnSn(S,Se)4の薄膜太陽電池セル(CZTSSe)において、銀(Ag)を適正にドーピング…詳細を見る -
プラズマ技術を用いて、COから電気伝導性が高いカーボンブラックを大量合成することに成功 東京科学大
東京科学大学工学院機械系の野崎智洋教授らは2024年11月28日、一酸化炭素(CO)を非平衡プラズマで活性化して鉄触媒に作用させることで、高い電気伝導性を示すカーボンブラックを連続かつ大量に合成したと発表した。この手法で…詳細を見る -
使用済みリチウムイオンバッテリーの性能を元に戻すリサイクル技術の開発
韓国の国家科学技術研究会(NST)は2024年11月13日、韓国エネルギー技術研究院(KIER)の研究チームが、使用済みリチウムイオンバッテリー(LIB)から正極材料をリサイクルする、環境に優しく費用対効果の高い技術を開…詳細を見る -
SiCを結晶生成する黒鉛ルツボの劣化を抑制する、厚膜コーティング技術「SinTac」を開発 豊田中央研究所
豊田中央研究所は2024年11月27日、パワー半導体材料となるSiC(炭化ケイ素)を結晶生成する黒鉛ルツボ(以下、ルツボ)の劣化を抑制する、炭化タンタルの厚膜コーティング技術「SinTaC」を発表した。ルツボが再使用でき…詳細を見る -
パワー半導体パッケージングなどに適した、新型の銅系ナノ接合材料を開発 北海道大学
北海道大学は2024年11月27日、同大学大学院工学研究院の研究グループが、パワー半導体パッケージングなどに適した新型の銅系ナノ接合材料を開発したと発表した。この材料は低温で焼結でき、短時間の加熱でも高い接合強度を発揮す…詳細を見る