カテゴリー:海外ニュース
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CO2排出ゼロの製鉄を目指して――スタートアップのElectra、鉄鋼大手Nucorと提携
CO2排出ゼロの湿式電解精錬を目指すアメリカのスタートアップElectraが2022年12月8日、低品位鉄鉱石と再生可能電力を用いたゼロカーボン鉄精錬技術に関して、アメリカ最大の鉄鋼メーカーNucor Corporati…詳細を見る -
航空機の燃料節約に寄与する、サメの肌の形状を模したリブレットフィルムが欧州で認証取得――ボーイング777型機に装着予定
独Lufthansaグループ傘下で、航空機の保守修理点検(MRO)サービスを提供するLufthansa Technikは、2022年12月16日、総合化学会社の独BASFと共同開発した省燃費に寄与するリブレットフィルム「…詳細を見る -
クリーンエネルギー活用の鍵――小型で安価なレドックスフロー電池を開発
クリーンエネルギーは気候変動に対する主要な対応策だが、太陽光や風力による発電は条件により変動が大きいため、単独で信頼性の高い送電網を構築することが難しい。また、リチウムイオン電池はエネルギー貯蔵性に優れているが、生産に必…詳細を見る -
ウイルス感染に関する数学モデルを応用し、高導電性塗料研究に進展
英サセックス大学の研究チームが、開発した高導電性塗料の電気伝導メカニズムを「爆発的パーコレーション」と呼ばれるプロセスで説明できることを実証した。同数学的プロセスは、人口増加やウイルス感染の爆発的な増加メカニズムの理論モ…詳細を見る -
学生チームが開発したソーラーカーが、1000kmを走行して新記録を樹立
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学は2022年12月19日、学生が開発した太陽光発電による電気自動車「Sunswift 7」が1回の充電で1000kmを12時間以内に走行し、ギネス世界記録に認定されたと発表した。…詳細を見る -
音波を使った水電気分解でグリーン水素生産を従来より高める新手法――製造時に必要なエネルギーを25%以上削減の可能性も
電気分解の際に、高周波のハイブリッド音波を利用して水分子を分裂させ、通常の電気分解技術に比べて低エネルギーでより速く水素を放出させる、環境に優しい新手法が開発された。この研究は豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)…詳細を見る -
酸化還元活性のある中間層の開発で、リチウム硫黄電池の実用化に進展
米アルゴンヌ国立研究所の研究チームが、リチウム硫黄(Li-S)電池に酸化還元活性のある中間層を導入し、実用化に向けて課題であったエネルギー密度とサイクル寿命を飛躍的に大きくすることに成功した。 同研究成果は2022…詳細を見る -
英Rolls-Royce、世界最大の航空機エンジンの製造を完了――100%持続可能な航空燃料を使用したテストランへ
英Rolls-Royceが2022年12月19日、世界最大の航空機エンジンとなる「UltraFan」のデモ機の製造を完了したと発表した。現在、同社の航空機エンジン用試験場「Testbed 80」にデモ機を移し、2023年…詳細を見る -
空気からpH9.2以上のアルカリ飲料水を作り出す「Kara Pure」――1日最大10リットルを生成
アメリカのスタートアップKara Waterが、空気から飲料水を生成するウォーターディスペンサー「Kara Pure」を開発した。同製品は、米ネバダ州ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES 2023」で、202…詳細を見る -
Uberら、ニューヨークのドライバーに対し約24%賃上げへ
ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)は2022年11月15日、投票により、ライドシェア会社のドライバーの最低賃金引上げを可決した。これにより同市におけるライドシェア最大手のUber Technologies…詳細を見る