タグ:学術
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空気中の水分から発電する紙製のウェアラブルデバイスを開発――低消費電力センサーや薬物送達などで活用可能
米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校は2024年11月18日、空気中の水分を取り込んで持続的かつ高効率で発電する、紙製のウェアラブルデバイスを開発したと発表した。 過去10年間で、ウェアラブル電子機器、特にヘルスケ…詳細を見る -
太陽エネルギーと廃タイヤを使用した低コストの海水淡水化装置を発表
カナダのダルハウジー大学の研究チームは、2024年10月31日、使用済みタイヤを利用して、太陽エネルギーを動力源として低コストで携帯可能な、海水を淡水化する装置を発表した。 この装置は海水淡水化に加えて小規模な熱電…詳細を見る -
使用済みリチウムイオンバッテリーの性能を元に戻すリサイクル技術の開発
韓国の国家科学技術研究会(NST)は2024年11月13日、韓国エネルギー技術研究院(KIER)の研究チームが、使用済みリチウムイオンバッテリー(LIB)から正極材料をリサイクルする、環境に優しく費用対効果の高い技術を開…詳細を見る -
超薄膜無機太陽電池が最高変換効率を記録――単純な溶液プロセスと表面処理で作製可能
スペインの光科学研究所は2024年10月23日、同研究所の研究チームが、環境に優しく単純な溶液プロセスと温和な条件の表面処理により作製できる、ナノ無機結晶ベースの超薄膜太陽電池を開発したと発表した。同超薄膜無機太陽電池は…詳細を見る -
布を発電機に変える新しい絹糸を開発
熱電変換繊維は、ウェアラブルデバイスの電源として注目されている。しかし、安定的な電気伝導性と繊維に適した性質を併せ持つ素材が少ないため、これまで開発は困難だった。スウェーデンのチャルマース工科大学を中心とする研究グループ…詳細を見る -
レーザー駆動核融合の研究施設を着工――米コロラド州立大学
米コロラド州立大学(CSU)は2024年10月17日、強力なレーザー研究施設「Advanced Technology Lasers for Applications and Science(ATLAS)」の建設工事を20…詳細を見る -
高速列車ハイパーループの試験施設で走行記録を達成 スイス連邦工科大学
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は2024年11月5日、真空チューブ列車であるハイパーループの試験施設を使用して、走行記録を樹立したと発表した。この実績は同じくスイスのヴォー州立大学工学経営学部(HEIG-VD…詳細を見る -
霜の発生を100%防ぐ方法を開発――葉脈の形状がヒント
米ノースウェスタン大学の研究チームが、冬季に屋外の電線ケーブルや熱交換器などの表面に霜が発生するのを防ぐ、新しい手法を開発した。表面テクスチャを調整し、酸化グラフェンの薄膜層を被覆することによって、従来の最先端技術よりも…詳細を見る -
データセンターの冷却を効率化する、新しい熱伝導材料を開発――大規模な冷却装置が不要となる可能性
米テキサス大学は2024年10月22日、同大学らの研究チームが、高出力電子機器から熱を自然に除去し、大規模な冷却装置が不要となる可能性のある新しい熱伝導材料を開発したと発表した。この熱インターフェース材料は、現在市販され…詳細を見る -
海水中で最も速く分解するバイオプラスチックを開発――二酢酸セルロースを改良して作製
ウッズホール海洋研究所(WHOI)の研究チームは、海洋中で最も速く分解するバイオプラスチックを開発した。木材パルプ由来のプラスチック類似ポリマーである二酢酸セルロース(CDA:cellulose diacetate)を改…詳細を見る