日本自動車工業会、2月の自動車生産実績を発表 四輪車は3ヵ月連続で前年同月を下回る

日本自動車工業会は2016年3月30日、2016年2月の自動車生産実績を発表した。四輪車の生産台数は76万6804台で、前年同月の82万3864台に比べて5万7060台、6.9%減少し、3ヵ月連続で前年同月を下回った。

四輪車の車種別生産台数は、乗用車は65万1663台で、前年同月比4万6804台、6.7%減となり、3ヵ月連続のマイナス。うち普通車は39万3694台で同1.3%減、小型四輪車は12万7330台で同8.9%減、軽四輪車は13万639台で同18.2%減となった。

また、トラックは10万5578台で前年同月比8307台、7.3%減となり、10ヵ月連続のマイナスとなった。うち普通車は4万5991台で同9.5%減、小型四輪車は2万7513台で同8.1%減。軽四輪車は3万2074台で同3.3%減。バスも、9563台で前年同月比1949台、16.9%減となり、3ヵ月連続のマイナス。うち大型は1001台で同1.9%増だが、小型は8562台で同18.7%減となっている。

四輪車の2月の国内需要は45万1330台で、前年同月比6.4%減だった。うち乗用車38万2116台で同7.5%減、トラック6万7852台で同0.1%減だが、バスは1362台で同37.4%増となっている。また、輸出は前年同月比1.0%増となった。

四輪車の4~2月の生産累計は829万7910台で、前年同期の871万2156台に比べ41万4246台、4.8%減となった。うち乗用車は701万5523台で前年同期比で4.5%減、トラックは115万9235台で同6.4%減、バスは12万3152台で同2.4%減となった。

一方、二輪車の2月の生産台数は5万8114台で、前年同月の5万156台に比べ7958台、15.9%の増加となり、2ヵ月ぶりで前年同月を上回った。内訳は、原付第一種が1万282台で前年同月比102.2%増、原付第二種が1982台で同18.8%減、軽二輪車が5797台で同3.2%増、小型二輪車が4万53台で同8.2%増だった。

二輪車の2月の国内需要(出荷)は2万8589台で、前年同月比2.3%減。輸出は前年同月比3.1%減となった。また、4~2月の生産累計は47万9724台で、前年同期の52万5965台に比べ4万6241台、8.8%減となった。

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