Clangコマンドライン・インターフェイスに対応したC++コンパイラ「Embarcadero C++ Compiler」の新バージョン、無料提供を開始

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エンバカデロ・テクノロジーズは2018年5月10日、Windows向けC++コンパイラ「Embarcadero C++ Compiler」の新バージョン10.2.3の提供を無料で開始した。同コンパイラをダウンロードすれば、「CMake」などのビルドツールを用いた開発でEmbarcadero C++ Compilerを利用できるようになるという。

Embarcadero C++ Compilerは、Win32アプリ開発向けのClang拡張コンパイラであり、今回の新バージョンでは従来の「bcc32」コンパイラと互換性を持つ「bcc32c」に加えて、Clangコマンドライン・インターフェイスに対応した新しいバージョンのコンパイラ「bcc32x」を提供する。

C/C++コンパイラ向けの共通フロントエンドであるClangは、Objective-C、FreeBSD、Android NDKなどでも採用されているため、共通のコンパイラ・フロントエンドが利用可能となったことで、CMakeなど人気のビルドツールなどを用いた開発でEmbarcadero C++ Compilerを利用できるという。

新バージョンのEmbarcadero C++ Compilerは、ビジュアルC++開発環境「C++Builder」の最新版「10.2.3 Tokyo」のコアテクノロジーとしても利用されており、単一のコードベースからWindows 10、Mac、モバイル向け開発をサポートし、クラウド、データベース、IoTデバイスに接続するマルチデバイスアプリケーションの構築が可能だ。そのほか新機能としてDinkumware標準ライブラリ(STL)とランタイムライブラリを実装。加えてtlibなどさまざまなコマンドラインツールも搭載している。

同コンパイラは、エンバカデロ・テクノロジーズのWebサイトからダウンロード可能だ。

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