シナノケンシ、動きをアシストする「軽量薄型サーボアクチュエータシステム」を発表

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シナノケンシは2017年11月22日、「2017国際ロボット展」に、新たに開発したアシスト・自動走行用「軽量薄型サーボアクチュエータシステム」を出展すると発表した。2018年3月から標準品としての受注を計画している。

同製品は、人の動きをアシストしたり、自動走行に組み入れたりすることができる駆動制御システム。本体のみ598gという軽量、厚さ46.5mmの薄型で、特にパワーアシストスーツなどで体に装着する時に邪魔にならず、省スペース化や軽量化に貢献する。

専用ドライバとのセットできめ細かなトルク(電流)制御が可能だ。特にアシスト機能に必要な「一定の力をかけ続ける制御」が可能なトルク制御に特徴があり、人が動かそうとする力以上を出さないという機能安全性を実現している。

さらに同製品は、無通電時に動かしにくくなるなどの人への負荷が少なくなっている。イナーシャ(慣性モーメント)、バックドライブトルク(動かそうとする力を妨げる抵抗力)が小さく、電源OFF時でも出力軸が回転できるため、急に電源が切れた時などの機能安全性が保たれている。

応用例として、まずパワーアシストスーツがある。重量物の運搬や積み替え、斜面の昇降などの作業時に、屈伸や歩行をアシストする。またアシスト型車椅子などのアシストモビリティーでは、介助者の負担を軽減するとともに、車椅子の位置や向きの調整など低速自走の駆動部分として利用できる。さらに、運搬を目的とした自動運転(簡易AGV)にこのシステムを組み入れて、移動精度を高めることも可能。耐重量を表すラジアル荷重が900Nあるため、4輪台車であれば、約300kg(車重含む)積載できる。

防滴仕様(IPX4)で、屋外使用可能。少雨や汗などに対応する。定格トルク8Nm、最大トルク(瞬時)25Nm。イナーシャ0.05kgm2、バックドライブトルク0.8Nmとなっている。

同製品は、11月29日〜12月2日に東京ビッグサイトで開催される「2017国際ロボット展」に出展される予定だ。

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