ブラシレスモーターBLVシリーズRタイプに60Wと400W追加 オリエンタルモーター

オリエンタルモーターは2022年8月4日、DC電源入力のブラシレスモーターBLVシリーズRタイプに出力60Wと400Wを追加し、販売を開始したと発表した。

ブラシレスモーターBLVシリーズRタイプは、バッテリー駆動、小型化、軽量化をコンセプトとしたモバイルオートメーション対応製品。モーター、ドライバーを小型、軽量化するとともに、1r/minからの低速運転もでき、滑らかな駆動を可能にした。自走装置や移動設備に搭載すれば、自由自在な自動化ライン、モバイルオートメーションを実現できる。

これまで出力100W、200Wの製品があったが、今回、重量物の搬送用途に対応できる高出力の400Wと、さらなる装置の小型軽量化を図れる60Wを加えた。60Wには耐荷重、トルクアップ、同心軸のCSギヤードモーターもラインアップした。

生産現場や物流倉庫などでは近年、無人搬送車やモバイルロボットなどの搬送装置の開発や導入が進んでいる。特に、人や障害物を回避しながら最適なルートを自ら考える自律走行型の自動搬送装置の進化はめざましく、狭い場所でも走行できるタイプや、協働ロボットを搭載したタイプも増えている。こうした搬送装置では、低速での滑らかな運転や、停止精度向上もさらに求められており、幅広い種類のモーターが必要とされている。

同社では、今後もコンパクトなバッテリー駆動機器の開発への貢献を目指すとしている。

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