米Rivian、米Teslaの充電ネットワークを利用できるアダプターを提供開始

電気自動車を製造する米Rivianは、2024年3月18日、Rivian車のオーナーが米Teslaの充電器「Supercharger」を利用できるようになると発表した。北米地域で利用できるNACS(North American Charging Standard)規格の充電器アダプターを、4月から無償で提供する。

Rivian車のオーナーは、提供されるアダプターを使用することで、2024年の春から北米全域にある1万5000基以上のTeslaのSuperchargerを利用できる。Rivianの顧客から見ると、他の公共充電ネットワークを通じてすでに稼働している急速充電器1万6000基に加えて、Superchargerが利用可能になる。

同社はまた、「Rivian Adventure Network」という、独自の急速充電器ネットワークを構築中だ。現在、利用頻度の高い北米地域の70カ所で、424基以上の充電器が稼動している。

充電に関連する同社のデジタル技術は、モバイルアプリと車載機器を連携させる機能を持つ。例えば、Superchargerを含む急速充電器の設置場所をナビに表示する。また、充電器を車両に接続すると自動的に課金がはじまる「plug and charge」機能も特徴だ。

同社によると、Superchargerで使用されるNACSコネクターは、業界全体で広く採用されつつある。Rivianの車両は2025年から、新しいNACS規格に準拠したハードウェアを搭載する予定だ。

関連情報

RIVIAN VEHICLES ARE NOW COMPATIBLE WITH THE SUPERCHARGER NETWORK by Rivian – Rivian Stories

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