タグ:二酸化炭素
-
石油生産時に放出されるメタンの98%を除去する高性能フレアバーナーを開発 米サウスウエスト研究所、ミシガン大学
米サウスウエスト研究所(SwRI)は2025年3月3日、石油生産時に放出されるメタンの98%を除去する新型のフレアバーナーを開発したと発表した。積層造形と機械学習を活用して開発されたこのバーナーは、ミシガン大学(U-M)…詳細を見る -
埋蔵量2億立方メートル、世界最大の「変成岩油田」が中国で操業を開始 中国CNOOC
中国最大の海洋石油/天然ガス生産企業であるCNOOCは2025年2月7日、渤海(ぼっかい)湾中央部に位置する「渤中26-6油田開発プロジェクト(フェーズ1)」での生産を開始したと発表した。 渤中26-6油田は、石油…詳細を見る -
電気熱量効果を利用した柔軟な小型冷却ポンプを開発、ウェアラブルデバイス用途に最適
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は2025年1月6日、同大学の研究チームが、折り曲げられる薄膜の層を用いて熱を継続的に排出する、小型冷却装置を開発したと発表した。作製したプロトタイプでは、周囲温度が約9℃(…詳細を見る -
二酸化炭素を吸収し同時に強度も高める、コンクリート3Dプリント法を開発
建設業界は、セメントへの大きな依存が原因で大量の二酸化炭素(CO2)を排出しているが、これは世界全体のCO2排出量の約8%を占めている。今回報告されたコンクリート3Dプリンティング技術は、セメントの製造工程など、産業分野…詳細を見る -
科学者ら、シアノバクテリアを使って二酸化炭素を再生可能なプラスチックに変換
英マンチェスター大学の研究チームは2024年12月19日、実験計画法と呼ばれる手法を用いて重要工程パラメーターを最適化し、シアノバクテリアのシトラマル酸生産能を23倍向上させることに成功したと発表した。シトラマル酸は、パ…詳細を見る -
高性能で低コスト、持続可能な「紙」バッテリーをCESで展示 シンガポールのFlint
独自の「紙」バッテリー技術を開発しているシンガポールのFlintは、米ラスベガスで2025年1月7日から10日まで開催された電子機器の見本市「CES 2025」において、高性能で低コスト、持続可能な独自の紙バッテリーのプ…詳細を見る -
自動車のエンジンを転用してグリーンな燃料を生産するプラント――米Emvolonが開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のスピンアウト企業である米Emvolonは、2024年11月19日、自動車エンジンを利用した液体燃料の生産システムを発表した。 この技術は、エンジンを化学プラントとして再利用して…詳細を見る -
大気からの二酸化炭素を回収する電気化学反応装置の開発
米ライス大学は2024年10月29日、同大学の研究チームが大気中の二酸化炭素を直接回収する、低消費エネルギーの電気化学反応装置を開発したと発表した。 温暖化ガスである二酸化炭素(CO2)を大気中から直接回収する技術…詳細を見る -
ライフサイクル全体で二酸化炭素排出量を90%削減するEV「Emblème」を公開 仏Renault
フランスのRenaultは2024年10月30日、ライフサイクル全体で二酸化炭素を90%削減するコンセプトEV「Emblème」を公開した。Emblèmeは、同社グループ傘下のAmpereが開発したデモカーで、後部に電気…詳細を見る -
熱を発し自己修復もするサステナブルなコンクリートを開発――道路の除雪や除氷に期待
米ミシガン州立大学は2024年10月18日、熱を発し、自己修復可能な、サステナブルなコンクリートを開発したと発表した。 コンクリートはアメリカで2番目に多く消費されている材料だ。強度と耐久性があるため、道路や歩道に…詳細を見る