タグ:二酸化炭素
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熱を発し自己修復もするサステナブルなコンクリートを開発――道路の除雪や除氷に期待
米ミシガン州立大学は2024年10月18日、熱を発し、自己修復可能な、サステナブルなコンクリートを開発したと発表した。 コンクリートはアメリカで2番目に多く消費されている材料だ。強度と耐久性があるため、道路や歩道に…詳細を見る -
室内の空気を浄化してスマホなどの電子機器に給電できる、人工発電植物を開発
米ビンガムトン大学の研究者らは2024年10月4日、二酸化炭素を吸収し、酸素を放出して発電する「人工発電植物」を開発したと発表した。 調査によれば、屋内の空気中の二酸化炭素レベルは、屋外よりも大幅に高い場合が多く、…詳細を見る -
高エネルギー密度で長寿命の火星向け電池を開発――火星の大気を放電時の燃料として活用
サイエンスチャイナプレスは2024年9月27日、中国科学技術大学が、火星の環境に適応する高エネルギー密度かつ長寿命の電池を開発したと発表した。この電池は火星の大気を放電時の燃料として活用できるという。 火星の大気は…詳細を見る -
微生物が二酸化炭素などからタンパク質と葉酸を生成――約6gで1日分の葉酸摂取量に
独テュービンゲン大学などの研究チームが、微生物を利用して二酸化炭素、酸素、水素からタンパク質とビタミンB9(葉酸)を同時に生成する技術を開発した。生成物は、栄養価の高い代替タンパク質源として利用でき、増加する世界人口を養…詳細を見る -
鉄の海洋散布により二酸化炭素を除去する「海洋鉄肥沃化」技術
気候変動への対策として、温室効果ガスの排出削減に取り組むだけでなく、すでに大気中に放出された二酸化炭素を除去する必要がある。海洋の炭素貯蔵能力は非常に高く、大気の50倍以上、陸上植物と土壌の合計の15~20倍に達するとい…詳細を見る -
UAEの研究者らが、船やフェリーの動力源「空気作動式プロペラ」を開発
アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ大学の研究チームは、2024年9月9日、既存の電気やディーゼルエンジンに代わる「空気作動式プロペラ」機構を、船舶やフェリーの駆動システムとして設計したと発表した。 研究チームに…詳細を見る -
エコで従来比60%軽量なEVバッテリー筐体――製造過程の二酸化炭素排出15%削減を目指す
ドイツのフラウンホーファー研究機構は2024年9月2日、電気自動車(EV)用バッテリー筐体の製造過程で排出される二酸化炭素を削減する技術を発表した。軽量化によってEVの電力消費が減り、航続距離が長くなるのも利点となる。 …詳細を見る -
水素製造時にギ酸を直接再生する技術を開発 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2024年9月27日、筑波大学と共同で二酸化炭素と水素から高効率で直接ギ酸を合成する技術を開発したと発表した。この技術を使えば、ギ酸を用いて二酸化炭素を放出しない水素貯蔵/製造システムを構築…詳細を見る -
二酸化炭素から炭素原子3つで構成されるプロパノールを合成する、新たな分子触媒を開発 豊田中央研究所
豊田中央研究所は2024年9月11日、二酸化炭素(CO2)から炭素原子3つで構成されるアルコールであるプロパノール(C3H7OH)を合成する新たな分子触媒を発表した。CO2を材料にして炭素数3の化合物を合成する世界初の分…詳細を見る -
船舶が排出する二酸化炭素を無害な海塩に変換する、炭素回収/貯蔵技術を開発 米スタートアップ
カリフォルニア工科大学(Caltech)と南カリフォルニア大学(USC)によるスピンオフスタートアップ企業のCalcareaが、船舶エンジンから排出される二酸化炭素(CO2)を無害な炭酸水素塩に変える新しいシステムを開発…詳細を見る