- 2024-10-3
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- 2024 CEO Investor Day, BEV(電気自動車), EREV(Extended Range Electric Vehicle), Hyundai Dynamic Capabilities, Hyundai Motor, バッテリー, パワートレイン/パワーエレクトロニクス(PT/PE)システム, レンジエクステンダー方式, 内燃エンジン(ICE), 電気モーター
Hyundai Motorは2024年8月28日、「2024 CEO Investor Day」で新型EREV(Extended Range Electric Vehicle)を開発していると発表した。
新型EREVは、電気自動車(BEV)と内燃エンジン(ICE)の利点を組み合わせた、一般にレンジエクステンダー方式と呼ばれるEVだ。走行はBEVと同様に電気モーターのみを使い、エンジンはバッテリーを充電するためにのみ使用される。これにより航続距離は、フル充電で900kmを超える。同社は、2基のモーターにより4輪駆動を可能にする独自のパワートレイン/パワーエレクトロニクス(PT/PE)システムを開発した。EVのようなレスポンスの良いドライビングを提供する。
走行中にエンジンでバッテリーを充電することで、コストが高いバッテリーの容量を抑え、最適化することで、同クラスのEVに対する価格競争力をもつ。
EREVの開発は、最近のEV需要の減速に対応するため、「Hyundai Dynamic Capabilities」戦略のもと進められている。新型EREVは、電動化への重要な架け橋になるとしている。同社は、新型EREVを2026年末までに北アメリカと中国で量産し、2027年から本格的に販売を開始する予定だ。