日本精工、欧州工作機械向け高速・静音こま式ボールねじを開発

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日本精工は2017年9月14日、欧州の工作機械向けに高速・静音こま式ボールねじを開発したと発表した。送り速度は毎分100m(軸径32、リード20の場合)で、同社の従来品に比べて-4dB(A)静音性を高めた。今後は工作機械のサイクルタイム短縮による加工効率の向上に貢献するという。

同社はこれまで「高速・静音シリーズ」や「高機能ボールねじ」など、主に国内の工作機械市場をターゲットとしてきた。今後は、インダストリー4.0により機械の高度化が進展している欧州市場で多く使用される、こま式ボールねじへの新技術展開が必要と考え今回の開発に至った。

作動が悪化する際にボールの挙動が不安定になることから、ボールの挙動を解析する独自のシミュレーション技術を確立し、ボールが安定的に循環する最適なこまを設計した。また、ナット外径が小さいこま式ボールねじの特長を維持することで、コンパクトなナット外径が求められる欧州のDINに適合している。

同製品は9月18日~23日にドイツで開催の「EMO Hannover 2017」に出展される。2018年1月の販売開始予定で、同社は2020年に10億円の売り上げを目指すとしている。

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