3年前より成長してる? 「成長してる」は5割強。成長に不可欠なのは「担当業務に対する責任感」

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~「程よく困難な目標」こそ、製造系エンジニアの成長を最も促す~

ポイント

  • 「成長している」か「成長していない」か。製造系エンジニアの方がはっきり自覚
  • 成長に不可欠なのは「担当業務に対する責任感・モチベーション」。製造系エンジニアの成長を大きく加速させるのは「程よく困難な業務目標」
  • “成長している”人が考える成長を「大きく加速する」要因も「程よく困難な業務目標」

調査概要

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、製造系エンジニア500人と技術系職種ではない会社員500人、計1000人を対象に「成長実感と研修の充実度」に関する調査を実施しました。

アンケートから得られた回答内容を、職種別や成長を実感できているグループとできていないグループとに分けて分析。ビジネスパーソンとしての成長に必要な要因について考えてみました。

実務経験、やりがいの感じられる環境、尊敬できる上司・先輩、充実した研修制度、業務後の資格勉強――。ビジネスパーソンとして成長を促す要因として、さまざまな要因が挙げられています。

そうした人材育成にかかわる要因を大きく分けると、業務の中で上司・先輩がアドバイスしながら成長を促す「OJT(On the Job Training)」、業務から離れて研修などで必要な知識・マインドを身に付ける「Off-JT(Off the Job Training)」、さらに1人1人が自身に必要な事柄を自主的に学んでいく「自己啓発」といった区分があります。

果たして、実際に企業で働くビジネスパーソンは、自身の成長にどのような要因がかかわってくると考えているのでしょうか。製造系エンジニアと技術系職種ではない会社員に分けて、それぞれの意見を聞いてみました。

調査結果サマリー

「成長している」か「成長していない」か。製造系エンジニアの方がはっきり自覚

・3年前と比較して「ビジネスパーソンとして成長できている」と感じているかと尋ねたところ、技術系以外の会社員(以下、一般会社員)では53.4%、製造系エンジニアでは58.4%が“成長している”(「とても成長している」「どちらかと言えば成長している」の合計)と実感できていることが分かった。

・対して“成長していない” (「どちらかと言うと成長していない」「まったく成長していない」の合計)と感じているのは、一般会社員で30.0%、製造系エンジニアで33.4%だった。

・両者の間で最も差が開いたのは「よく分からない」で8.4ポイント。製造系エンジニアの方が、自身が成長できているかどうかを明確に把握できているようだ。

成長に不可欠なのは「担当業務に対する責任感・モチベーション」。製造系エンジニアの成長を大きく加速させるのは「程よく困難な業務目標」

・どのような要因が成長に「不可欠」であって、どのような要因が成長を「大きく加速する」のだろうか。一般会社員と製造系エンジニアにそれぞれ聞いてみた結果、次のグラフのようになった。

・成長に「不可欠」だと最も多くの人が挙げたのは、どちらも「担当業務に対する責任感・モチベーション」(一般:34.6%、製造系:45.6%)だった。

それ以外の「不可欠」な要因として、一般会社員は「上司・先輩からの指導」(26.2%)、「資格の取得」(22.8%)、「担当業務の中での裁量権」(22.6%)を挙げた。製造系エンジニアの多くが「不可欠」と考えるそれ以外の要因は、「程よく困難な業務目標」(29.2%)、「担当業務の中での裁量権」(27.6%)、「上司・先輩からの指導」(25.8%)だった。

・一般会社員は成長を「大きく加速する」要因として、同じく「担当業務に対する責任感・モチベーション」(38.4%)を挙げる人が多かった。製造系エンジニアでは「程よく困難な業務目標」(44.6%)が最多となった。

それ以外の成長を「大きく加速する」ものとして、一般会社員の回答では「担当業務の中での裁量権」「程よく困難な業務目標」(共に37.2%)、「部下・後輩への指導」(35.2%)といった項目が目立った。

製造系エンジニアでは2位以降に「社内外を問わず、同じ職種の人との情報交換」(42.8%)、「担当業務の中での裁量権」(42.6%)、「部下・後輩への指導」(41.6%)などが入った。

“成長している”人が考える成長を「大きく加速する」要因も「程よく困難な業務目標」

・前問で回答してもらった「ビジネスパーソンとして成長できている」と感じているかどうかの結果を踏まえ、“成長している”グループと“成長していない”グループに分けて回答を集計。比較してみたところ、次のグラフのようになった。

・概して、“成長している”グループの方が、どの項目も成長に「不可欠」であり、成長を「大きく加速する」と考えていることが見て取れる。

・“成長している”グループと“成長していない”グループを比較して最も大きく差が開いたのは、成長に「不可欠」な要因としては「担当業務に対する責任感・モチベーション」(成長している:47.0%、成長していない:35.3%)、成長を「大きく加速する」要因としては「程よく困難な業務目標」(成長している:50.1%、成長していない:34.1%)だった。


調査方法:インターネットリサーチ
期間:2017年11月17日~11月24日
対象:技術職以外の会社員500人、製造系エンジニア500人

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