自由曲面形状の切削加工の自動見積もりが可能に――機械部品調達のAIプラットフォームがアップデート ミスミ

ミスミは2024年11月11日、機械部品調達のAIプラットフォーム「Meviy(メビー)」にて、自由曲面形状の切削加工(角物)の自動見積もりが同日より可能になったと発表した。

自由曲面を含む部品は、加工が難しいため依頼先が限られる。また、可能な場合でも、納期が長期化することが多い。このため、Meviyに対して自由曲面のある複雑形状にも対応してほしいとの要望が多く寄せられていたという。

そこで、同社は既存のシステムとは異なる形状認識技術を開発した。ラジアスエンドミル(底刃コーナー部を滑らかなR状にしたエンドミル)やボールエンドミル(先端が球状のエンドミル)に対応可能になったことで、これまで自動見積もりの対象外だった自由曲面を含む、複雑な機械加工部品の自動見積もりが可能となった。

鉄やステンレス、アルミ、樹脂に対応する。対応サイズは長さ10〜600mm、幅10〜400mm、厚み5〜70mmで、標準出荷日は6日目となっている。

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「meviy」切削加工(角物) 「自由曲面形状」に対応 | 株式会社ミスミグループ本社

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