トヨタ、カムリをフルモデルチェンジ。パワートレーンなど一新

トヨタ自動車は2017年7月10日、カムリをフルモデルチェンジし全国の販売店で発売したと発表した。

同社が全社を挙げて取り組むクルマづくりの構造改革TNGA(Toyota New Global Architecture)に基づき、プラットフォームやパワートレーンを一新。同社によると同クラス(プラグインハイブリッド車除く)でトップレベルの低燃費33.4km/Lを実現させた。

パワートレーンは、最大熱効率41%と高出力を両立させたTNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」とハイブリッドシステムTHSⅡの組み合わせによりクラスでトップレベルの低燃費を実現した。同エンジンの排気量は2487cc、最高出力131kw/5700rpm、最大トルクは221N・m/3600~5200rpm。モーターは最高出力が88kw、最大トルクが202N・mで、システム全体の出力は155kwとなっている。

TNGAに基づく新開発のプラットフォームを採用し、重量バランス、車両安定性が向上。重心を下げることで横揺れを抑えた高速走行が可能になった。また、液体封入式のエンジンマウントを4点すべてに採用し、高トルク化による振動や静粛性に対応。サスペンションは、フロントはマクファーソンストラット式を、リアはダブルウィッシュボーン式を、それぞれ採用した。

その他にも衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備している。

価格は329万4000円(税込、北海道/沖縄を除くメーカー希望小売価格)から。同社は月販目標台数を2400台としている。

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