- 2020-12-10
- 技術ニュース, 機械系, 海外ニュース
- 24Vマイルドハイブリッドシステム, 48Vマイルドハイブリッドシステム, CX-30, MAZDA3, MAZDA6, RXスポーツカー, SKYACTIV-X, ガソリン, ディーゼル(軽油), トヨタ, ハイブリッドエンジン, プラグインハイブリッド技術, マツダ, レクサスIS, レクサスRC, ロータリーエンジン, 直列6気筒エンジン, 高出力/低CO2ハードウェア(Large商品群・マルチ電動化技術)開発
マツダは、2020年11月9日に2021年3月期の第2四半期決算説明会を行い、そのプレゼンテーション資料の中で開発中の直列6気筒エンジンの写真を公開した。発表資料を見る限り、まだ開発の基礎段階のようで、この先2年を足固めの時期とするブランド価値向上への投資プランの中で、高出力/低CO2ハードウェア(Large商品群・マルチ電動化技術)開発の一環として紹介されている。また、直列4気筒エンジンとプラグインハイブリッドの写真も併せて公開している。
直列6気筒エンジンの詳細については発表されておらず、縦置きアーキテクチャーを採用との説明に留まっている。直列6気筒エンジンは2022年以降に導入される予定となっており、ガソリン、ディーゼル(軽油)、SKYACTIV-Xの3種類に対応するようだ。
直列6気筒エンジンは、次世代のMAZDA6や将来のRXスポーツカーに搭載されるのではないかという見通しや、さらには技術面で提携しているトヨタがレクサスISやレクサスRCの次期モデルに直列6気筒エンジンを搭載するのではないかとの見方もあるようだ。
マツダは電動化にも積極的に取り組んでおり、ハイブリッドエンジンにもさらに力を入れていく様子だ。MAZDA3やCX-30に搭載されているSKYACTIV-Xの24Vマイルドハイブリッドシステムをスケールアップしたものと推測される48Vマイルドハイブリッドシステムを、プラグインハイブリッド技術とともに開発を進め、電動化への動きにおいては航続距離を伸ばす手段としてロータリーエンジンを統合していくようだ。
関連リンク
FISCAL YEAR MARCH 2021
SECOND QUARTER FINANCIAL RESULTS(PDF)