- 2021-5-6
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- 3Dプリント, ADIDAS 4D, FUTURECRAFT.STRUNG(フューチャークラフト ストラング), FUTURECRAFT(フューチャークラフト), STRUNGロボット, アディダス, スポーツシューズ, ミッドソール, モーションキャプチャ
スポーツ用品メーカーのアディダスは2020年10月、アスリートの走行データを利用し、糸を1本単位で調整して形成したアッパーを使った新しいスポーツシューズ「FUTURECRAFT.STRUNG(フューチャークラフト ストラング)」を発表した。2022年中の一般発売を予定している。
FUTURECRAFT.STRUNGは、革新的な製品を作り出す「FUTURECRAFT(フューチャークラフト)」プロジェクトの一環として、アスリート、デザイナー、エンジニア、スポーツサイエンティストらが共同で開発したものだ。
モーションキャプチャなどを利用して、全方位からのアスリートの動き、スピード、持久力などさまざまなデータを取得。ヒール、中足部、トゥボックスには強度のある糸で適度なフィット感とサポート力を、前足部にはより柔らかい糸で屈曲性を持つように、異なる機能を組み合わせながら各糸の向きをプログラムする。
形状が決定したら、専用のSTRUNGロボットを使ってシームレスなアッパーに形成していく。同社はSTRUNGテキスタイルを「編み物でも織り物でもない、全く新しいテキスタイル」と位置付ける。さらに、ミッドソールには、独自の3Dプリント技術による「ADIDAS 4D」を使用した。
素材の無駄を省いて、軽量化と快適性を高めるとともに、最高のパフォーマンスを引き出せるスピードランナー向けのシューズとして提供する。
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