ジェイテクトは2024年5月7日、水素エンジン車向けの高圧水素減圧弁の開発に着手したと発表した。
水素エンジン車は、ガソリンの代わりに水素をエンジンで燃焼させ、その爆発によって生じたエネルギーを駆動力に変換する。水素は空気中の酸素と反応して水になるため、走行時の二酸化炭素(CO2)排出量がほぼゼロとなる。
今回開発する水素エンジン車向けの高圧水素減圧弁は、バルブから供給した高圧水素をエンジンで使用可能な圧力に調整するものだ。
同社は以前より、燃料電池自動車向けの高圧水素減圧弁および高圧水素供給バルブを展開している。今後はそれらの技術を活用し、水素エンジン車向けの製品を開発する。
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