タイヤの静電気を利用したバッテリーレスセンサーシステムを開発――タイヤ速度50km/時で800µW以上の発電を確認 住友ゴムと関西大学

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住友ゴム工業は2021年3月1日、関西大学と共同で、タイヤの内側に発生する静電気を利用した発電デバイスを用いたセンサーシステムを開発したと発表した。

両者は以前から、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイスを取り付けて、タイヤの回転によって電力を発生させる技術を共同開発している。

今回開発したのは、発電デバイスから電源制御回路へ充電し、外部センサーへ給電および動作させるシステムだ。摩擦係数に関わる構造と材料を最適化することで発電電力を向上。充電機能を追加してバッテリーなしでもセンサーへの電源を供給できるようにした。

検証実験では、タイヤ速度時速50kmで800μW以上の発電量を確認した。また、外部センサーを起動してBLE(Bluetooth Low Energy)による連続通信が可能であることも確認した。

なお今回の開発テーマは、2019年10月に科学技術振興機構の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)シーズ育成タイプに採択されており、同機構の支援を受けながら開発を進めている。

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