日本ケミコンは2021年8月23日、高リプル長寿命/高静電容量のリード形アルミ電解コンデンサ「KXN」シリーズを開発したと発表した。
同シリーズは、耐高リプル電流で105℃、1万時間以上の寿命を達成。従来のシリーズと比較して寿命を2倍以上に伸ばした。また、容量も100μF(450Vdc、直径18×25Lの場合)と、これも従来のシリーズの56~82μFと比較して高容量化した。最新の高容量陽極箔を採用し、同社最新技術により箔面積を最大化した。
電圧は350~450Vdcで静電容量は15~330μF、サイズは直径10×16L~18×50Lとなる。スイッチング電源(入力平滑用途)やACアダプター、充電器、通信用/汎用電源、PFC回路用途での利用を推奨している。