ZenvoとMAHLE、930kWのV12エンジンを開発――ハイパーカー「Aurora」に搭載

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デンマークのカーメーカーZenvo Automotiveが2023年7月25日、MAHLE Powertrainと共同で6.6リッターV型12気筒クアッドターボエンジンを開発したと発表した。同エンジンは、2023年8月18日に発売された同社の新型ハイパーカー「Zenvo Aurora」に搭載された。

今回開発したエンジンは、回転数8000rpmで最高出力1250bhp（約932kW）を発揮。最高回転数は9800rpmに上り、世界で最も強力な公道走行用V12エンジンだと同社はうたっている。また、同エンジンは電気とのハイブリッドであり、そこから生み出される出力は600bhp（約447kW）。合計出力は1850bhp（約1380kW）となる。

動力性能を向上しながら、環境性能も保証しており、アメリカとヨーロッパ両方の市場における排出量の規制をクリア。さらに、理想的な燃焼状態を保つMAHLE Powertrain独自の燃焼システムが過剰な燃料供給を防ぎ、部品を保護する。同社は、将来的にはV6とV8エンジンへの応用も考えているほか、OEMでの展開も視野に入れているとしている。

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