NTN、自動車のバイワイヤ制御に向けた「電動モータ・アクチュエータ」を開発

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NTNは2016年5月23日、自動車分野での普及が見込まれるバイワイヤ制御に不可欠な「電動モータ・アクチュエータ」を発表した。バイワイヤとは、ブレーキバイワイヤやシフトバイワイヤなど、運転者の操作について、伝達部分を機械的伝達機構から電気信号に変え、アクチュエータで駆動するシステムをいう。

近年、自動運転化や低燃費化が求められている自動車分野では、バイワイヤ制御を中心とした電動化が急速に進んでいる。NTNはこうした市場動向をふまえ、コア技術である軸受やボールねじの製品技術、モータの設計技術、車両制御のための電子制御技術を組み合わせ、電動モータ・アクチュエータを開発した。

同アクチュエータのラインナップには、モータの軸配置別に「同軸直列タイプ」「同軸中空タイプ」「平行軸タイプ」の3タイプがある。サイズは小型、中型、大型の3種類だ。

同軸タイプは、非接触リニアポジションセンサを内蔵した。また、モータの主要構成部品であるマグネットやコイルを共用化。マグネットとコアの重ね合わせ構造により、サイズ、トルク、出力を最適化した。

一方、平行軸タイプは非接触リニアポジションセンサのほか、大推力に対応可能なアドオン減速機ユニットを搭載。逆入力回転防止ユニットの搭載が可能で、パーキングブレーキなどに対応できる。

NTNの電動モータ・アクチュエータは、さまざまな車載機器に適用可能。将来的には他分野への適用を目指すとしている。なお、NTNは同製品を、5月25日~27日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2016」に展示するという。

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