エッジAI実装に適した世界最小のスーパーコンピューター「Jetson Xavier NX」を発表――Jetson NanoのフォームファクターでXavierの性能を399米ドルで実現 NVIDIA

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米NVIDIAは2019年11月6日、エッジコンピューティングにおけるロボティクスデバイスや組み込み型コンピューティングデバイスに適した、世界最小かつパワフルなAIスーパーコンピューター「Jetson Xavier NX」を発表した。開発者は、Jetson Xavier NXをエミュレートするためのソフトウェアパッチを適用したJetson AGX Xavier開発者キットを使うことにより、同日よりアプリケーション開発が可能となる。

Jetson Xavier NXはクレジットカードよりも小さいコンパクトなフォームファクターで、エネルギー効率に優れているのが特徴だ。そのため、小型の商用ロボット、ドローン、工場のロジスティックスや生産ライン向けの高解像度センサーなど、性能の向上が要求される一方でサイズや重量、費用の制約がある組み込み型エッジコンピューティングデバイスに新たな可能性をもたらすという。

Jetson Xavier NXは、10Wの場合で最大14TOPS、15Wの場合で最大21TOPSの演算能力を持ち、Jetson Nanoのフォームファクター(70×45mm)で複数のニューラルネットワークを並行に実行し、複数の高解像度センサーを同時に処理する。全てのJetson製品と同じくCUDA-X AIソフトウェアアーキテクチャがベースになっているため、すでに組み込み機器を構築している企業は、マーケットへの投入時間短縮と開発費用の削減が可能になる。

またJetson Xavier NXは、複雑なAIネットワーク、ディープラーニング向けの高速化ライブラリ、コンピュータビジョン、コンピュータグラフィックス、マルチメディアなどを実行する包括的なAIソフトウェアスタック「NVIDIA JetPack software development kit」に対応しているほか、TensorFlowやPyTorch、MxNet、Caffeなどの主要なAIフレームワーク全てに対応している。Jetson Xavier NXは、2020年3月に399米ドルで販売される予定だ。

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