スチームパンクな雰囲気漂うロシア発のBMW R9Tカスタム

BMW R9Tといえば、レトロさの漂うデザインとカスタムパーツの豊富さで人気のあるバイクだ。これを、モスクワに拠点を置くZillers GarageがJohn Reed Designと協力して、近未来SF映画に出てきそうなサイバーパンク風にアレンジした。本来はモーターショーでお披露目するはずだったが、イベントが中止となったため、SNSで完成を報告している。

BMW伝統の1170ccボクサーエンジンのヘッドはアイコンとして残しつつ、ボディ全体を滑らかなアルミのシェルで覆っている。フレームや足回りは純正流用のようだが、多くのアルミパーツやエキゾーストシステムはハンドメイドで作り込まれている。

サスペンションのセットアップを変え、下げられた車高による見た目はアグレッシブ、ボタン操作でサスペンションの上下が可能だという。レバー周りや、スポークホイールもカスタム仕様となっている。

タンクを覆うパーツには、スピードメーターやヘッドライトスイッチなども配置した。座席下スペースにはUSBソケットを用意し、スマートフォンの充電に対応するなど、レトロなデザインながら現代風の実用性も備えている。

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ZILLERS garage(facebook)

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