ソーラーパネルを備えたアイロン屋台、14歳のインドの少女が発明

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インドには、アイロンがけを専門とする「アイロン屋」という職業がある。住宅街の通りに店を出し、お客から預かった洗濯物に、熱した木炭を入れた鉄製の炭火アイロンを使ってしわを伸ばしていく。日本では使われなくなった炭火アイロンだが、インドでは現役で、その数は実に約1000万台、1台あたり使用する木炭は1日に5kgともいわれ、大気汚染の一因ともなっている。

インドに住む14歳のVinisha Umashankarさんも、学校帰りにアイロン屋さんを目にしていた。趣味は料理や絵画だと話す一方、小さい頃から気候変動や大気汚染の問題に関心を寄せていた彼女は、木炭の代わりに太陽のエネルギーをアイロンに利用する方法を考え始めた。

そして、屋根にソーラーパネル、アイロン台の下にバッテリーを備えた電気アイロン用の移動式カートを設計した。実物大の試作機を作り、ソーラーシステムが順調に動作することを確認している。

このアイロンカートがインド国内に普及すれば、大気質や人々の健康にとって大きなプラスになることが期待されることから、Vinishaさんには国際的な賞「The Children’s Climate Prize」が贈られた。Vinishaさんは獲得した賞金を使って、さらにアイロンカートを改良し、天候に関わらず使えるようにしたいとしている。

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