- 2024-7-26
- 制御・IT系, 製品ニュース
- AH15199A, AH15199B, IM-DD方式, アンリツ, デジタルコヒーレント方式, ドライバー, リニアアンプ, 光伝送デバイス, 光変調器, 増幅器, 変調器, 広帯域リニアアンプ, 直接駆動
アンリツは2024年7月24日、光伝送デバイス評価に必要な140Gbaud PAM4広帯域リニアアンプ「AH15199B」の販売を開始した。-6dB帯域で200kHzから135GHzと広い周波数特性を有し、140GbaudまでのPAM4信号を2.0Vppまで増幅できる。
AH15199Bは、140Gbaud PAM4で2.0Vpp信号評価に対応した高出力リニアアンプで、従来モデルの「AH15199A」と比較し、帯域幅が22GHz拡大している。
信号の増幅度を表すゲイン特性は+15.5dBと高く、信号の正しいタイミングからのゆらぎを表すジッタ特性は300fsと低くなっているため、伝送路で減衰した信号を高品質な波形のまま忠実に増幅して出力できる。
また、DSPなど各信号源からの140Gbaud PAM4信号を増幅し、変調器などのデバイスを直接駆動(ドライブ)できるため、800GbEや1.6TbEのデジタルコヒーレント方式、IM-DD方式の光変調器を評価する時の増幅器(ドライバ)として適している。
1.5W以下の低消費電力で、140Gのボーレートによる高速かつ高出力(2Vpp)のデータ伝送ができる。標準で小型化した専用電源を装備。電源の取り扱い不備によるリニアアンプの破損リスクを低減する。