世界最大の双胴航空機、7回目の飛行試験で最高飛行高度を更新――高度2万7000フィートに到達

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米Stratolaunchは、2022年6月16日、世界最大の双胴航空機である「Roc」が7回目の飛行試験に成功したと発表した。モハーヴェ砂漠上空での約3時間の飛行中に、これまでの飛行高度記録を更新し、最高高度2万7000フィート(約8200m)に達した。Rocは全幅が約117mと世界最大の航空機で、ボーイング747と同じエンジンを6基搭載している。

同社は、Rocと並行して極超音速航空機「Talon-A」を開発しており、Talon-Aの分離試験用テスト機「TA-0」を2022年5月に公開している。RocにTA-0を装着し空中で発射分離する試験を2022年中に実施する可能性があるという。

Rocの7回目の飛行試験では、最高到達高度の記録を更新するだけでなく、中央翼にパイロンを取り付けた状態での機体の総合性能と操縦性を再検証し、ドア機能や代替制御によるギア展開などランディングギア操作について問題がないかも再確認した。

Rocが飛行高度の新記録を達成したことで、同社のCEO兼社長のZachary Krevor博士は「当社の極超音速航空機Talonが、極超音速条件の広範な設計範囲を達成するために必要な機体性能を実証している」と話し、同社の公式Twitterアカウントは、Talon打ち上げに必要な高度まで到達可能であることを示しているとツイートした。

同社は極超音速飛行サービスの実用化を目指しており、2023年にサービス提供開始する予定で開発を進めている。

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