現代自動車の高級車部門Genesis、EVコンセプトカー「Genesis X Convertible」を発表

韓国の自動車メーカー、現代自動車の高級車部門Genesisが、EVコンセプトカー「Genesis X Convertible」を発表した。同社の電気自動車コンセプトカーGenesis X 3部作の最後となるモデルだ。

Genesis Xとは、創世記(Genesis)と「隠れた英雄」を象徴する文字Xを組み合わせたもので、これまでに、Genesis X、Genesis X Speedium Coupeを公開している。

Genesis X Convertibleは、折りたたみ式のハードトップルーフを備えるオープンカーだ。前席の上部に透明なムーンルーフが組み込まれており、閉じた状態でも開放感がある作りとなっている。機械的な障害物なしに、新しい方法で環境を楽しむことを狙いとしたコンセプトモデルだ。

外装には「Crane White」という色を採用。韓国では白い鶴は高貴さや神聖さを表すという。フロントデザインには、GenesisのTwo-Lineというグラフィックアイデンティティを用いている。一方リアエンドは、水平4灯式リアライトと交差する凹型の楕円形ダックテールが特徴となっている。

インテリアデザインは、ドライバーを中心とした4シーターの非対称レイアウトで、最近のGenesisのコンセプトカーに一貫して見られるテーマだ。運転席を包み込むような形の計器パネルはセンターコンソールとシームレスに一体化し、性能だけでなくドライバーとの一体感を強調している。インテリアのメインカラーには、韓国の屋根瓦の「Giwa」にちなんだ「Giwa Navy」を採用した。

関連リンク

Genesis X Convertible Concept

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る