世界初の11枚プロペラを持つ航空機が、試験飛行を完了

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航空機用プロペラを製造する独MT-Propellerは、世界初となる11枚羽根を持つプロペラシステムを開発している。同社はこれまで5枚羽根、7枚羽根、9枚羽根などのプロペラシステムを開発してきた。

2019年に開発した9枚羽根のプロペラシステム「MTV-39」の最高速度は、搭載する航空機によっては、ジェット機に近い時速約800km(430 Knots True Air Speed)に到達する。その一方で燃料消費量は、ターボプロップエンジン並みの数値に抑えられている。

今回開発した11枚羽根のプロペラは、2004年に開発した5枚羽根と比較して静止推力が15%向上し、騒音が低減された。タービンや電動のエンジンなど低回転の動力と組み合わせることで、性能、効率、騒音に関する新しい可能性を切り開くという。

また2021年9月に、同社はこの11枚羽根のプロペラとP&W PT6A-135Aプロペラタービンエンジンを搭載した機体「Piper PA31T1」を使用した製開発のテスト飛行に成功し、その様子をWebサイトに掲載している。

同社の創立は1981年で、航空機、飛行船、風洞、特殊用途の複合材プロペラの主要メーカーとして実績がある。ヨーロッパの90%、アメリカの30%の航空機産業の各社に対して各種のプロペラをOEM供給している。

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